ハナモモ



「ハナモモ」


お詫び、並びに訂正です。

「アンズ」と紹介していましたが、正しくは「花モモ」でした。



なお、 「 アンズ」はこちらに。





ハナモモ画像1

2009.03.05「東京都薬用植物園」

ハナモモ画像2

2009.03.05「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 バラ科  :サクラ属 。
学名:「 Prunnus persica 」。
桃の木には、食用の「実モモ」と
花を楽しむ園芸用の品種の「ハナモモ」の
2種類があります。
「ハナモモ」にも実はなりますが、
小さくて食べられません。
「実モモ」の花はその名の通り
桃色(ピンク色)で桜や梅に似ていますが、
「ハナモモ」の花はより大きくて八重桜に似たものが多く、
色は、桃色の他に白・赤などがあります。
元は同じ種ですが、多々の変遷を経て
「ハナモモ」は植栽されてきました。
江戸時代には2百種ほどもあったそうです。

漢方において、種子の内核は桃核(とうかく)
あるいは桃仁(とうにん)と呼ばれ、
血行を改善する薬として婦人病などに用いられる。
また、つぼみは白桃花(はくとうか)と呼ばれ、
利尿薬、便秘薬に使われる。
樹皮の煎汁は染料として用いられる。


「歴史・伝説」など

日本では弥生時代(あるいはそれ以前)に伝わった。
平安時代〜鎌倉時代には水菓子と呼ばれ
珍重されていたが、甘くはなかったらしい。
“もも”の語源には諸説あり、
「真実(まみ)」より転じたとする説、
実の色から「燃実(もえみ)」より転じたとする説、
多くの実をつけることから
「百(もも)」とする説などがある。
日本においては中国と同様、
古くから桃には邪気を祓う力があると考えられていた。

『古事記』では、伊弉諸尊(いざなぎのみこと)が
桃を投げつけることによって
鬼女、黄泉醜女(よもつしこめ)を退散させた。
伊弉諸尊はその功を称え、桃に
大神実命(おおかむづみのみこと)の名を与えたという。』




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