ホトケノザ(仏の座)



野草から「ホトケノザ(仏の座)」


雑草と思いきや、近場ではなかなかお目にかかりません。

「東村山中央公園」では、 「オオイヌノフグリ」、

同属の「 ヒメオドリコソウ」も咲いていました。


なんと、春の七草の「ホトケノザ」はキク科の別の植物だったんですねえ。



同属の「 オドリコソウ」はこちらから。





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2009.03.08「東京都薬用植物園」

画像2

2009.03.08「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 シソ科 :オドリコソウ属。
学名:「 Lamium amplexicaule 」。
花の下にある葉は茎を包み込むようになっている。
これを仏の蓮華座に見立てた名前。
別名の「サンガイグサ(三階草)」も、
花が数段につくことによります。
四角断面の茎は柔らかく、
下部で枝分かれして先は直立する。
葉は対生で縁に鈍い鋸葉があり、
下部では葉枝を持つ円形、
上部では葉枝はなく茎を抱く。
花期は3〜6月、
上部の葉脇に長さ2cmほどの
紫で唇形状の花をつける。
成長した際の高さは10〜30cm。

筒状の花が咲き終わったあと、
ホトケノザは「第2の花」をつけます。
これは「閉鎖花」と言って、花を開くことも
虫に花粉を運んでもらうこともありません。
イチジクの花のようなものです。
つぼみのような状態のまま、
花の中ではどんどん種子が作られます。
つまり,自稔性の花なのです。

春の七草の一つに「ホトケノザ」があるが、
これは本種のことではなく、
標準和名を「コオニタビラコ(田平子)」という
キク科 の草である。
ところがこのために本種を七草のホトケノザであると
誤解されている場合がある。
本種は食用ではない ため、注意を要する。』




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