アンズ(杏子)



お詫び、並びに訂正です。

以前「アンズ」と紹介した花は、 「 花モモ」でした。


今回は、本当の「アンズ(杏子)」。

淡いピンクです。


原種の「ホンアンズ」の画像を追加しました。





アンズ画像1

2009.03.17「東京都薬用植物園」

アンズ画像2

2009.03.17「東京都薬用植物園」






アンズ画像1

2014.04.19「東京都薬用植物園」
ホンアンズ

アンズ画像2

2014.04.19「東京都薬用植物園」
ホンアンズ





【ネット検索から】

『 バラ科 :サクラ属 。
ホンアンズの学名:「 Prunus armeniaca 」。
アンズの学名:「 Prunus armeniaca var.anzu 」。
中国北部を原産とする落葉小高木である。
「アプリコット」と英名で呼ばれることもある。
中国からわたってきたので、別名は「カラモモ(唐桃)」。

耐寒性があり比較的涼しい地域を好む。
春(3月下旬から4月頃)に、サクラよりもやや早く
淡紅の花を咲かせ、初夏にウメに似た実を付ける。
果実は生食のほかジャムや乾果物として利用される。
種子は青酸配糖体や脂肪油、ステロイドなどを含み、
杏仁(きょうにん)と呼ばれ
咳止めや風邪の予防の生薬
(日本薬局方に収録)として用いられる他、
杏仁豆腐(今日では「あんにん」と読まれる事が多い)の
独特の味を出すために使われる。

日本には奈良時代以前に中国から伝えられ、
万葉集には「杏人」の原文表記があり、
カラモモともカラヒトともモモサネとも
訓まれていて確定していない。
仮名書きのカラモモは古今集に見える。

その昔、中国は櫨山というところに
董奉(とうほう)という医師がいました。
彼は人に尽くすために治療を行って
あえて治療代を受け取らず、
その代わりに病気が治った人には、
記念として杏の苗を植えてもらいました。
そうして、杏の木がうっそうと茂る
大きな林ができあがったといわれています。
この故事から後世、良医のことを
杏林と呼ぶようになりました。』




「季節の花・日常」に戻る 「花一覧」に戻る
inserted by FC2 system