クロガラシ(黒芥子)



「クロガラシ(黒芥子)」


薬用植物園に咲いているので判りますが、見た目は 「 菜の花」そっくり。

「アブラナ属」だから、当たり前なんですがね。





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2009.03.15 「東京都薬用植物園」

画像2

2009.03.15 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 アブラナ科 : アブラナ属 。
学名:「 Brassica nigra 」。
菜の花(ナノハナ)とよく似た黄色い花をつける。
種子が濃い赤褐色であることから、
ブラックマスタードと呼ばれ、
その日本語訳として黒芥子と呼ばれているとのこと。

芥子は大きく分けて三種類あり、
クロガラシ(アブラナ属)と
シロガラシ(シロガラシ属、
種子が黄色〜白色、辛味がマイルド)を
「ヨウガラシ」と云い、
日本で昔から栽培されている
カラシナ(アブラナ属)の種子を
「ワガラシ」と呼ぶようです。

茎には毛があり、よく分岐して
高さ1.2mほどになります。
根生葉は長楕円形で縁に不ぞろいの鋸歯があり、
ときに深く裂けます。
茎生葉はほぼ無柄で互生します。
ともに両面に粗い毛があります。
春に茎の先に長い花序を出し、直径1cmほどの
黄色の4弁花を穂状につけます。
果実は長さ2cmほどの棒状で、
熟すと枝に接するようになります。

香辛料としての歴史はシロガラシより古く、
3000年前からとも言われている。
種子は黒芥子(コクガイシ)と呼ばれ、
他のカラシ種子と同様に、
健胃、去痰、鎮咳の漢方薬として用いられる。 』




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