【ネット検索から】 |
|
『 ジンチョウゲ科 :ミツマタ属 。 |
学名:「 Edgeworthia chrysantha 」。
|
落葉性の低木で、1〜1.5mほどになります。 |
黄色の小花が蜂の巣のように球状に付きます。 |
|
「ミツマタ(三椏)」は、その枝が必ず三叉、
|
すなわち三つに分岐する特徴があるため、 |
この名があり、三枝、三又とも書く。 |
(「椏」は”あ”とも読み、「木の股」の意味がある。) |
|
春の訪れを、待ちかねたように咲く
|
花の一つが「ミツマタ」である。 |
春を告げるように一足先に、
|
淡い黄色の花を一斉に開くので、
|
「サキサク」と万葉歌人はよんだ。 |
(または「サキクサ」:
|
三枝[さいぐさ、さえぐさ]という姓の語源とされる) |
|
園芸種では、
|
オレンジ色から朱色の花を付けるものもあり、 |
「赤花三椏(あかばなみつまた)」と称する。 |
学名:「 Edgeworthia chrysantha cv. Sanguinea 」。
|
(なお、「赤花三椏(あかばなみつまた)」は、
|
戦後、愛媛県の栽培地で発見された。) |
黄花の突然変異種です。
|
|
樹皮は和紙の原料として重要である。 |
「ミツマタ」が和紙の原料として登場するのは、 |
16世紀(戦国時代)になってからである
|
とするのが一般的である。 |
しかし、『万葉集』にも度々登場する
|
良く知られた「ミツマタ」が、和紙の原料として |
使われなかったはずがないという説がある。 |
しわになりにくく高級で、また虫害にもなりにくいので、 |
1万円札などの紙幣や証紙など
|
重要な書類に使われる。 』 |