モミジイチゴ(紅葉苺)



「モミジイチゴ(紅葉苺)」


これが、正式名称とは知りませんでした。

別名は、「黄苺」。


美味しそうな黄色の実の写真を是非撮りたいなあ。

鳥さん、人間さんが取らなければね。


果実の写真を追加しました。



冷室から「テンチャ」の画像を追加しました。

花は下向きに咲きます。

以前から存在は知っていたのですが、てっきりお茶の仲間だと思っていました。

残念ながら、気づくのが1週間ほど遅かったようでした。




同じ属の「 カジイチゴ」、「 ブラックベリー」、「 ナワシロイチゴ」はこちらから。




『参考』(2017.04.06)

「甜茶(てんちゃ)」とは、中国茶の中で
植物学上の茶とは異なる木の葉から作られた甘いお茶の総称。
古くからある薬草茶の一つ。

バラ科キイチゴ属の「テンヨウケンコウシ(甜葉懸鈎子)」、
アカネ科の「ギュウハクトウ(牛白籐)」、
ブナ科の「タスイカ(多穂柯)」または「タスイセキカヨウ(多穂石柯葉)」、
アジサイ科(分類体系によってはユキノシタ科)アジサイ属の
「アマチャ(別名ドジョウサン、土常山)」などの種を指す。

俗に、「花粉症などのアレルギーによい」などといわれているが、
独立行政法人国立健康・栄養研究所は、
「調べた文献の中に信頼できる十分なデータが見当たらない」
との告知をしている。

なお、バラ科のものは花粉症に有効と確認されている。





モミジイチゴ画像1

2009.03.26 「東京都薬用植物園」
モミジイチゴ

モミジイチゴ画像2

2009.03.26 「東京都薬用植物園」
モミジイチゴ



モミジイチゴ画像3

2009.05.27 「東京都薬用植物園」
モミジイチゴ

モミジイチゴ画像4

2010.04.10 「東京都薬用植物園」
モミジイチゴ






テンチャ画像3

2017.04.02 「東京都薬用植物園」
テンチャ
冷室窓越しでの撮影



テンチャ画像3

2017.04.02 「東京都薬用植物園」
テンチャ
冷室窓越しでの撮影






テンチャ画像3

2017.03.25 「東京都薬用植物園」
テンチャ
薬用植物園で知り合った武様が
わざわざ画像を送ってくださいました
山歩きの達人で植物・昆虫・野鳥と
オールマイティの方です





【ネット検索から】

『 バラ科 :キイチゴ属 。
学名:「 Rubus palmatus var. coptophyllus 」。
「モミジイチゴ(紅葉苺)」は、
葉がもみじに似ているためこの名がある。
集合果の黄色い実をつけるため
「黄苺」の別名がある。
果実は食用になる。
東日本の山野にごく普通に生える落葉低木です。
冬芽からのびた短い枝に、
白い花を下向きに付ける。
クサイチゴ」 は上向きに咲きます。

「テンチャ」
バラ科 :キイチゴ属 。
学名:「 Rubus suavissimus 」。
アジア原産。
中国南部広西省チワン族自治区の山地に自生。
高さ2〜3mの落葉低木。
葉は淡緑色、掌状に深く切れこみ大きさ5〜15cm、
葉を噛むと甘い味がする。
花は5〜6月、白色5弁花を下向きにつける。

中国では、春4〜5月ころの新鮮な若葉を採取して、
醗酵させて手揉みして、日干しにして乾燥させたものを
生薬名で「甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)」と呼ぶ。
甜茶(てんちゃ)の原料の「甜葉懸鈎子」の甘み成分は、
ステビオサイドやルブソシドで、
砂糖の甘みの300倍以上の甘みと
抗がん作用、抗アレルギー作用が認められる。
最近では「甜葉懸鈎子」が
花粉症のアレルギーに有効だといい注目されている。


なお、「キイチゴ属」は「木イチゴ属」で、
「黄イチゴ属」ではないですよ。

「木イチゴ属」
・モミジイチゴ(紅葉苺)
・カジイチゴ(梶苺)
・ニガイチゴ(苦苺)
・フユイチゴ(冬苺)
・ゴヨウイチゴ(五葉苺)
・クサイチゴ(草苺)
・ナワシロイチゴ(苗代苺)
・テンチャ
など。  』




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