アケビ



今日は、「アケビ」2種。

「アケビ」と「ミツバアケビ」。


薬用植物園には2種ともにあったのですが、

今年は「アケビ」が切られていました。

従って、昨年の画像からです。

子供の頃、金沢に住んでいたのですが、よく山で食べていました。

かなり甘かったような記憶が残っています。


「ゴヨウアケビ」の画像を追加しました。

アケビとミツバアケビとの自然交配種だと言われている。

アケビの葉は全縁、ミツバアケビは波状鋸歯であるので、

交配種のゴヨウアケビには、僅かの波状鋸歯が認められる。

なお、果実はできない。





画像1

2008.04.05 「東京都薬用植物園」
「アケビ」

画像2

2008.04.05 「東京都薬用植物園」
「アケビ」、5つ葉



画像2

2019.04.13 「東京都薬用植物園」
「アケビ」、5つ葉






画像3

2009.04.09 「東京都薬用植物園」
「ミツバアケビ」

画像4

2009.04.09 「東京都薬用植物園」
「ミツバアケビ」、3つ葉



画像4

2019.04.13 「東京都薬用植物園」
「ミツバアケビ」、3つ葉



画像3

2011.10.03 「讃岐・牟礼」
「ミツバアケビ」

画像4

2011.10.03 「讃岐・牟礼」
「ミツバアケビ」



画像3

2013.11.06 「東京都薬用植物園」
「ミツバアケビ」






画像1

2014.04.11 「東京都薬用植物園」
「ゴヨウアケビ」
これは雄花のみ

画像2

2014.04.11 「東京都薬用植物園」
「ゴヨウアケビ」
葉っぱに波状鋸歯がある



画像2

2019.04.17 「東京都薬用植物園」
「ゴヨウアケビ」
雌花と雄花



画像2

2019.04.17 「東京都薬用植物園」
「ゴヨウアケビ」
若干萎びた雄花



画像2

2019.04.13 「東京都薬用植物園」
「ゴヨウアケビ」
5つ葉で、葉っぱに波状鋸歯がある





【ネット検索から】

『 アケビ科 :アケビ属 。
学名:「 Akebia quinata 」。
「ミツバアケビ(三葉木通、三葉通草)」の学名:
「 A. trifoliata 」。
「ゴヨウアケビ」」の学名:「 Akebia × pentaphylla 」。

茎はつるになって他物に巻き付き、
古くなると木質化する。
「アケビ」の葉は5つの楕円形の小葉が
掌状につく複葉で、互生する。
「ミツバアケビ」の葉は波形の鋸歯(きょし)がある
卵形の3個の小葉からなる。
「ゴヨウアケビ」は小葉5個、波形の鋸歯がある。

花は4〜5月に咲き、
木は雌雄同株であるが雌雄異花で淡紫色。
花に花弁はない。
花弁状の萼片は3枚で
雄花の中央部には6本の雄しべがミカンの房状に、
雌花の中央部にはバナナの果実のような
6〜9本の雌しべが放射状につく。
雌花の柱頭(先端部)には、
甘みを持った粘着性の液体が付いており、
花粉がここに付着することで受粉が成立する。

雌雄異花で蜜も出さないので
受粉生態にはよくわかっていない点が多いが、
雌花が雄花に擬態して雄花の花粉を目当てに
飛来する小型のハナバチ類を騙して
受粉を成功させているのではないか、
とする仮説がある。

アケビ科の花は大変単純な
花のつくりをしています。
花の咲く植物の中でも
原始的な植物といえるかもしれません。

種子を包む胎座が甘みを持つので、
昔から山遊びする子供の
絶好のおやつとして親しまれてきた。
果皮はほろ苦く、内部にひき肉を詰めて
油で揚げたり刻んで味噌炒めにするなど、
こちらは山菜料理として親しまれている。
主に山形県では、農家で栽培され
スーパーで購入することができる。
その他、成熟した蔓はかごを編むなどして
工芸品の素材として利用される。

名の由来は「開け実」が転訛したといわれるが、
他にも説がある。
俳句では、「あけび」が秋の季語、
「あけびの花」が春の季語である。 』




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