ハナイカダ(花筏)



「ハナイカダ(花筏)」


面白いネーミングと、その姿です。


「雌雄異株」とのことですが、「雌雄異幹」のような?。

遠くから見ると、あたかも1株。

近くで見ると、確かに地面から出ている幹は別々でした。


色づき始めた果実(何と3個)の画像追加しました。



名前が似ている、ユリ科の「 ナギイカダ」はこちらから。

同じ様に「花の柄が葉の主脈から出て」いる、

ビャクブ科の「 ビャクブ」はこちらから。





ハナイカダ画像1

2009.04.10 「東京都薬用植物園」
雄花(蕾)

ハナイカダ画像2

2009.04.10 「東京都薬用植物園」
雌花(蕾)



ハナイカダ画像3

2009.04.16 「東京都薬用植物園」
雄花

ハナイカダ画像4

2009.04.21 「東京都薬用植物園」
雌花



ハナイカダ画像5

2009.05.08 「東京都薬用植物園」



ハナイカダ画像6

2009.06.26 「立川昭和記念公園」

ハナイカダ画像7

2009.06.26 「立川昭和記念公園」





【ネット検索から】

『 ミズキ(ハナイカダ)科 :ハナイカダ属 。
学名:「 Helwingia japonica 」。
葉の上に花が咲くのが特徴である。
雌雄異株。
花は淡緑色で、子房下位、花弁は3〜4枚。
春に葉の中央に1〜2個(雌花)
または数個(雄花)の花が咲く。
果実は黒い液果で種子を2〜4個含む。
この液果は甘味があり食べられる。

進化的には葉腋から出た花序の軸が
葉の主脈と癒合したと考えられる。
葉柄から花までの葉脈は太くなっており、
花柄が合着したものであることがわかる。
葉と花を別に付けるのではなく、
花の柄を葉に合着させているのである。
花や果実を付けていない場合にも
葉の中央部までは葉脈が太いので、同定の目印となる。

葉を筏(いかだ)に見立て、その上に乗る花や実を
筏の上に乗る人に見立てたものです。
別名に、「ママッコ」、「ヨメノナミダ(嫁の涙)」がある。』




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