「ボタン(牡丹)」
今日は、「レッドクリフ、パート2」を観てきました。
確か、吉川英治の「三国志」で、
関羽か張飛の笑った口が「ボタン」に譬えられていたような。
薬用植物園では、今、一面「ボタン」です。
花後の画像を追加しました。
「ボタン」と「シャクヤク」の葉っぱを掲載しました。
果実の画像を追加しました。
「
シャクヤク」はこちらから。
雑学(2011.05.21) |
中国で、プランツ・ハンターにより発見された、 |
牡丹の原種に今年花が咲いたそうです。 |
見つけたのは、大賀ハスのように種子ではなく、 |
ほぼまとまった7つの切り株ですって。 |
知人の携帯に中国から花の画像が送られていましたが、 |
花色はなんと黄色でした。 |
パッと見、ケシの花みたいでした。 |
根っこの生命力も凄いですねえ。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
【ネット検索から】 |
『 ボタン科 :ボタン属。 |
学名:「 Paeonia suffruticosa 」。 |
以前はキンポウゲ科に分類されていたが、 |
おしべ・花床の形状の違いから、 |
現在はシャクヤクとともにビワモドキ目に編入され、 |
独立のボタン科とされている。 |
シャクヤク(芍薬)とともにボタン属に分類される。 |
牡丹が「花王」と呼ばれるのに対し、 |
芍薬は花の宰相、「花相」と呼ばれる。 |
原産地は中国。 |
元は薬用に栽培されていたが、 |
則天武后も牡丹を愛でたという唐代以降、 |
牡丹の花が「花の王」として他のどの花よりも |
愛好され、様々に詠まれ、描かれてきた。 |
従来は種からの栽培しかできなくて |
正に「高嶺の花」であったが、 |
戦後に芍薬を使用した接ぎ木が考案され、 |
急速に普及した。 |
春牡丹は4〜5月に開花する一般的な品種である。 |
根の樹皮部分は「牡丹皮(ぼたんぴ)」として、 |
大黄牡丹皮湯、六味地黄丸、八味丸など |
漢方薬の原料になる。 |
日本では8世紀には栽培されていたようであるが、 |
文学に登場したのは『枕草子』が最初である。 |
(「殿などのおわしまさで後」の条) |
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」 |
という言葉があるが、 |
ボタンが木(灌木)であるのに対し、 |
シャクヤク・ユリは草(多年草)に分類される。 』 |
「季節の花・日常」に戻る | 「花一覧」に戻る |