「シキミ(樒)」
お墓に供えてたのは、
有毒だったからなのですねえ。
最近にも事故があったようなので、くれぐれも注意してください。
「トウシキミ」の葉と、「ベニバナシキミ」2種の画像を掲載しました。
果実の画像を追加しました。
狂い咲きなのですが、10月に綺麗な花の画像が撮れました。
「シキミ」の名前が付いていますが、
「
ミヤマシキミ」はミカン科で全く種類は違います。
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【ネット検索から】 |
『 シキミ科 :シキミ属。 |
学名:「 Illicium anisatum 」。 |
花や葉、実、さらに根から茎にいたる全てが毒。 |
シキミの果実は植物としては唯一、 |
劇物 (毒物及び劇物取締法)に指定されている。 |
常緑樹で、高さは10m程度となる。 |
樹皮は暗い灰褐色になる。 |
葉は、枝の先端に集まってつき、 |
短い葉柄を持つ楕円形で、深緑色でつやがある。 |
葉の質はやや厚く、何となく |
波打ったようになることが多い。 |
花は葉の付け根から一つずつ出て春に咲く。 |
花びらは淡黄色で細長く、ややねじれたようになる。 |
果実は扁平で周囲に8本の突起が出ていて、 |
上面が裂開し種子が出る。 |
種子は褐色でつやがあり、小さいドングリを |
押しつぶしたような形をしている。 |
シキミの語源は、実の形から「敷き実」、 |
あるいは有毒なので「悪しき実」からといわれる。 |
古代にはサカキと同様に |
神事に用いられたといわれるが、 |
その後仏事に用いるようになった。 |
そのため、神式の榊(=サカキ)に対応させる形で、 |
(木偏に佛、「佛」は仏の旧字体)という国字もある。 |
芳香があるため線香や抹香の材料に用いられた。 |
また、一説によれば、毒性のある |
この植物を墓に供えることで、 |
オオカミなどが墓を荒らすのを |
防いだのではないかという。 』 |
<「トウシキミ」の果実(八角)と |
「シキミ」の果実(有毒)の見分け方> |
1.トウシキミは中国の亜熱帯地方に |
野生または栽培される植物で、 |
日本ではめったに見られません。 |
(稀に温室で栽培されます) |
東京周辺の野外に植えられていることはありません。 |
2.トウシキミの果実(八角)は甘い香りですが、 |
シキミの果実は仏事で使われる |
抹香の香り(ツンとする香り)です。 |
3.トウシキミの果実(八角)の先端は鋭く尖らず、 |
徐々に細くなりますが、 |
シキミの果実の先端は、針のように鋭く尖ります。 |
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