シキミ(樒)



「シキミ(樒)」


お墓に供えてたのは、 有毒だったからなのですねえ。

最近にも事故があったようなので、くれぐれも注意してください。


「トウシキミ」の葉と、「ベニバナシキミ」2種の画像を掲載しました。

果実の画像を追加しました。

狂い咲きなのですが、10月に綺麗な花の画像が撮れました。



「シキミ」の名前が付いていますが、

ミヤマシキミ」はミカン科で全く種類は違います。





シキミ画像1

2009.04.12 「東京都薬用植物園」

シキミ画像2

2010.10.17 「東京都薬用植物園」



シキミ画像1

2010.10.17 「東京都薬用植物園」

シキミ画像2

2010.10.17 「東京都薬用植物園」



シキミ画像1

2014.04.17 「東京都薬用植物園」



シキミ画像7

2007.11.04 「東京都薬用植物園」
果実

シキミ画像8

2007.12.16 「東京都薬用植物園」
果実






シキミ画像3

2009.04.12 「東京都薬用植物園」
「ベニバナシキミ」floridanum(北米原産)

シキミ画像4

2011.04.19 「東京都薬用植物園」
「ベニバナシキミ」floridanum(北米原産)



シキミ画像3

2011.06.30 「東京都薬用植物園」
「ベニバナシキミ」floridanum果実



シキミ画像5

2011.04.13 「東京都薬用植物園」
「ベニバナシキミ」lanceolatum

シキミ画像6

2009.04.15 「東京都薬用植物園」
「ベニバナシキミ」lanceolatum



シキミ画像5

2011.06.30 「東京都薬用植物園」
「ベニバナシキミ」lanceolatum果実

シキミ画像6

2011.06.30 「東京都薬用植物園」
「ベニバナシキミ」lanceolatum果実






シキミ画像5

2009.04.15 「東京都薬用植物園」温室
「トウシキミ」の葉





【ネット検索から】

『 シキミ科 :シキミ属。
学名:「 Illicium anisatum 」。
花や葉、実、さらに根から茎にいたる全てが毒。
シキミの果実は植物としては唯一、
劇物 (毒物及び劇物取締法)に指定されている。
常緑樹で、高さは10m程度となる。
樹皮は暗い灰褐色になる。
葉は、枝の先端に集まってつき、
短い葉柄を持つ楕円形で、深緑色でつやがある。
葉の質はやや厚く、何となく
波打ったようになることが多い。
花は葉の付け根から一つずつ出て春に咲く。
花びらは淡黄色で細長く、ややねじれたようになる。
果実は扁平で周囲に8本の突起が出ていて、
上面が裂開し種子が出る。
種子は褐色でつやがあり、小さいドングリを
押しつぶしたような形をしている。

シキミの語源は、実の形から「敷き実」、
あるいは有毒なので「悪しき実」からといわれる。
古代にはサカキと同様に
神事に用いられたといわれるが、
その後仏事に用いるようになった。
そのため、神式の榊(=サカキ)に対応させる形で、
(木偏に佛、「佛」は仏の旧字体)という国字もある。
芳香があるため線香や抹香の材料に用いられた。
また、一説によれば、毒性のある
この植物を墓に供えることで、
オオカミなどが墓を荒らすのを
防いだのではないかという。 』


<「トウシキミ」の果実(八角)と
「シキミ」の果実(有毒)の見分け方>
1.トウシキミは中国の亜熱帯地方に
野生または栽培される植物で、
日本ではめったに見られません。
(稀に温室で栽培されます)
東京周辺の野外に植えられていることはありません。
2.トウシキミの果実(八角)は甘い香りですが、
シキミの果実は仏事で使われる
抹香の香り(ツンとする香り)です。
3.トウシキミの果実(八角)の先端は鋭く尖らず、
徐々に細くなりますが、
シキミの果実の先端は、針のように鋭く尖ります。




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