シャガ(射干)



「シャガ(射干)」


種子が出来ないと言うことは驚きです。

人が介在して増えたってことですね。


「単面葉」という言葉、初めて知りました。

ネギは、丸い「単面葉」ですって。


「ヒメシャガ (姫射干) 」の画像を追加しました。



別属の「 アメリカシャガ」はこちらから。





シャガ画像1

2009.04.14 「散策路」
シャガ

シャガ画像2

2009.04.14 「散策路」
シャガ






シャガ画像3

2010.05.04 「東京都薬用植物園」
ヒメシャガ

シャガ画像4

2010.05.04 「東京都薬用植物園」
ヒメシャガ





【ネット検索から】

『 アヤメ科 :アヤメ属 。
学名:「 Iris japonica 」。
中国原産でかなり古くに
日本に入ってきたものと考えられている。
根茎は短く横に這い、
群落を形成する常緑多年草。
草丈は高さは50〜60cmくらいまでになり、
葉はつやのある緑色、左右から扁平になっている。
いわゆる単面葉であるが、この種の場合、
株の根本から左右どちらかに傾いて伸びて、
葉の片面だけを上に向け、
その面が表面のような様子になり、
二次的に裏表が生じている。
人家近くの森林周辺の木陰などの、
やや湿ったところに群生する。
開花期は4〜5月くらいで、
白っぽい紫のアヤメに似た花をつける。
花弁に濃い紫と黄色の模様がある。
花は1日しかもたない。

シャガは三倍体のため種子が発生しない。
このことから日本に存在する
全てのシャガは同一の遺伝子を持ち、
またその分布の広がりは
人為的に行われたと考えることができる。
中国には二倍体があり花色、
花径などに多様な変異があるという。
シャガを漢字で「射干」と書くことがある。
しかし、ヒオウギ(檜扇)のことを漢名で
「射干」(やかん)というのが本来である。
別名で「胡蝶花」とも呼ばれる。


「ヒメシャガ (姫射干) 」
学名:「 Iris gracilipes 」。
わが国の固有種。
多年草。
和名はシャガより小型で、似ているから。
山地の樹林下など、やや乾いた場所に生える。
花茎の高さは30cm以下。
葉は淡緑色の剣形で、長さ20〜40cm、
幅5〜15cmで、常緑のシャガとは違い冬には枯れる。
花期は5〜6月。
径4cmほどの淡紫色の花を花茎に2〜3個咲かせる。
外花被片の中央は白色で、
紫色の脈と黄色の斑紋があり、とさか状の突起がある。
「シャガ」とは異なり、刮ハができます。 』


日本のアヤメ科アヤメ属には、
アヤメハナショウブ カキツバタ ヒオウギアヤメ
シャガ、 ヒメシャガ、 エヒメアヤメの7種と、
帰化植物として、 キショウブイチハツがある。

「ハナショウブ」の原種は、 「 ノハナショウブ」になる。
また、本来の「 ショウブ」は
サトイモ(ショウブ)科になります。




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