ケシ(芥子)



「ケシ(芥子)」


都薬用植物園は、全国でも数少ない「ケシ」の栽培が許されている場所です。

当然ですが、監視カメラ・二重のフェンスなど、厳重に守られています。


5月の連休あたりから、ちょうど「ケシ」が咲き始め、

一部フェンスが開放されます。

何種類かを、お楽しみください。


掲載された種類は、栽培が禁止されていますので、

近くで見つけられた場合は警察への通報がよろしいかと。



栽培が認められている、同じケシ属の 「 ポピー」はこちらから。





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2009.05.03 「東京都薬用植物園」

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2009.05.03 「東京都薬用植物園」



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2009.05.03 「東京都薬用植物園」

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2009.05.03 「東京都薬用植物園」



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2009.05.03 「東京都薬用植物園」

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2009.05.03 「東京都薬用植物園」



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2009.05.04 「東京都薬用植物園」

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2009.05.04 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 ケシ科 :ケシ属 。
学名:「 Papaver somniferum 」。
60以上の種が知られ、アヘンを採取するケシや
園芸用のヒナゲシも本属に含まれる。
植物体に微毛の生えた種が多く、
どの種も傷をつけると白い乳液を流す。

英語では単に「 poppy 」といえば
「ヒナゲシ( Corn poppy) 」を指す。
英語では本種を「 Opium poppy 」と呼び
「 poppy 」とは明確に区別している。
「 Opium 」とはアヘン、麻薬の意味である。
日本語でも、他の園芸用ケシ属植物と区別するため、
特に本種を「阿片ケシ(アヘンケシ)」と呼ぶことがあり、
学会などでは種小名を用い「ソムニフェルム種」と呼ぶ。
海外から通販で種子を購入する場合、
種小名「 somniferum 」があるかチェックが必要です。

ケシは、あへんアルカロイド類を含有していて、
多くの医薬品の原料となっている重要な薬用植物です。
モルヒネは強力な鎮痛剤として
がんの疼痛(とうつう)治療などに使われていますし、
コデインは鎮咳(ちんがい)作用が強く
ぜん息薬やかぜ薬の製造原料となっています。
しかし、これらは麻薬に指定されているため、
ケシ(ソムニフェルム種)などの栽培は
法律で規制されています。

なお、モルヒネが含まれる種は
本属中のケシ及びアツミゲシの僅か2種のみで、
他の種にはまったく含まれていない。 』




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