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『 ケシ科 :メコノプシス属 。 |
「メコノプシス・ベトニキフォリア」
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学名:「 Meconopsis betonicifolia 」。
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一般に「ヒマラヤの青いケシ」といえば本種を指し、
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英名( Himalayan blue poppy )も
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そうなっているが、主産地は
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中国雲南省北西部の高山地帯である。
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多年生であるため、
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一度根付けば種から育てる必要は無く、
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その点栽培の難しい本属の中では
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栽培しやすいといえる。
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ただし低地で栽培した場合は
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紫外線の影響もあり、
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花色の青は薄らぐ傾向にある。
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「メコノプシス・グランディス 」
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学名:「 Meconopsis grandis 」。
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本属中もっとも大きな径10cmあまりの花を咲かせ、
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ベトニキフォリア同様多年生で栽培が容易なため
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本種も園芸用によく栽培される。
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主産地はヒマラヤで、中国には産しないので
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「ヒマラヤの青いケシ」の名は、
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ベトニキフォリアよりもむしろ本種にふさわしい。
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地域や個体による変異が大きく、
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それらの要素により花色も薄い紫から
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深い青までと、様々に変化する。
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共に、生育させるためには「25℃以下」必須。
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気温と紫外線の関係で低地では
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ヒマラヤで咲くような濃いブルーにはなりません。 |
現地でも限られた条件と、
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短い期間でしか見られないことから、 |
現在でも貴重な花としての位置にあります。
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なお、「メコノプシス」は、
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「ケシに似た」という意味のギリシャ語で、
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共通点はあるが、ケシではない。
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分布の中心はチベットから中国西部にかけてであり、
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ヒマラヤはむしろ分布の辺縁域に当たります。
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基本的に4弁花ですが、5〜8弁の種もあります。 』 |