タラヨウ(多羅葉)



「タラヨウ(多羅葉)」


葉っぱのお話を。

葉の裏側に傷をつけると、黒く変色する性質があります。

そこで、自分の名前と住所で傷つけ、

郵便局に持って行った人がいました。

が、残念なことに受付されませんでした。

最低限のサイズが規則であるらしく、

葉っぱが小さくて、それに抵触したらしいです。

でも、葉っぱに切手が貼ってたら、局員さんも驚くでしょうね。

画像は、マイネームです。

なお、傷つけてから2分もあれば黒くなりますよ。



同属の「 モチノキ」・「 ウメモドキ」・「 ソヨゴ」はこちらから。




『参考』

「郵便物規格」

・最小 9cm×14cm

・特例として、上記の制限より小さなものでも

6cm×12cm以上の耐久力のある厚紙、

または布製のあて名札を付ければ

差し出すことができます。





タラヨウ画像1

2009.05.03 「東京都薬用植物園」
雄花序

タラヨウ画像2

2009.05.03 「東京都薬用植物園」
雄花序



タラヨウ画像3

2010.05.09 「東京都薬用植物園」
雌花序

タラヨウ画像4

2010.05.09 「東京都薬用植物園」
雌花序



タラヨウ画像5

2008.11.08 「東京都薬用植物園」
果実

タラヨウ画像6

2010.11.14 「東京都薬用植物園」
果実



タラヨウ画像6

2009.10.15 「東京都薬用植物園」
葉裏





【ネット検索から】

『 モチノキ科 :モチノキ属。
学名:「 Ilex latifolia 」。
本州関東以西〜九州、中国に分布する常緑高木。
雌雄異株。
花期は4〜5月頃、淡黄緑色の花を咲かせる。
秋には球形の赤い実がなる。

葉の裏に傷をつけると
黒く変色するので字を書くことができる。
この性質がインドで経文を書くのにつかわれた
貝葉の原料であるヤシ科のタラジュ(多羅樹)
という木に似ていることが
タラヨウ(多羅葉)の名前の由来となっている。
葉書の木、郵便局の木と呼ばれることもある。
中国では苦丁と呼ばれており、
葉を煎じて飲用に供している。』




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