オタネニンジン (御種人参)



「オタネニンジン (御種人参)」


サラダのニンジンとは全く別物なんですね。


果実の画像を追加しました。



同属の「 トチバニンジン」はこちらから。





オタネニンジン画像1

2009.05.03 「東京都薬用植物園」

オタネニンジン画像2

2009.05.03 「東京都薬用植物園」



オタネニンジン画像3

2009.07.02 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 ウコギ科  :トチバニンジン属 。
学名:「 Panax ginseng 」。
原産地は中国の遼東から朝鮮半島にかけての地域。
薬用植物として知られ、
「チョウセンニンジン(朝鮮人参)」、
「コウライニンジン(高麗人参)」、
単に「ニンジン」とも呼ばれる。
ニンジン(人参)の名称は、枝分かれした根の形が
人間の姿を思わせることに由来する。
食用でサラダ等に用いられるセリ科のニンジンとは
全く別物で区別されており、英名では「 ginseng 」で、
「 carrot 」と名前から根本的に別種と扱っている。

「御種人参」の名は、
江戸幕府の八代将軍徳川吉宗が対馬藩に命じて試植。
その後各地の大名に種を分け
栽培を奨励したことに由来すると伝えられている。

オタネニンジンの発芽後は、
3小葉からなる掌状葉(しょうじょうよう)が
2〜3枚出ますが、生長すると5小葉になります。
3〜4年で葉柄(ようへい)の付け根から
1本の長い花茎(かけい)がのびて、
先端に多数の黄白色の小花をつけます。
7月下旬から8月初旬にかけて、
やや扁平な丸い赤色の果実をつけ、
中には白色の種子があります。

主要な薬用部位は根で有用成分は
ジンセノサイドとよばれるサポニン群であり、
滋養強壮に効能があり、古くから飲用されてきた。 』




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