ホオノキ(朴の木)



「ホオノキ(朴の木)」


白い大きな花も目立ちますが、赤い果実も目立ちますよ。

果実の画像を追加しました。



同じモクレン属の大型の花、「 オウヨウコウボク」はこちらから。

オオヤマレンゲとホオノキの雑種(推定)の、

ウケザキオオヤマレンゲ」はこちらから。





ホオノキ画像1

2011.05.13 「立川昭和記念公園」

ホオノキ画像2

2011.05.13 「立川昭和記念公園」



ホオノキ画像3

2009.09.07 「立川昭和記念公園」

ホオノキ画像4

2009.09.07 「立川昭和記念公園」





【ネット検索から】

『 モクレン科 :モクレン属 。
学名:「 Magnolia obovata 」、
あるいは「 Magnolia hypoleuca 」。
落葉高木で、樹皮は灰白色、
きめが細かく、裂け目を生じない。
葉は大きく、長さ30cm以上、時に40cmにもなり、
葉の大きさではトチノキに並ぶ。
葉柄は3〜4cmと短い。
葉の形は倒卵状楕円形、やや白っぽい明るい緑で、
裏面は白い粉を吹く。
互生するが、枝先に束生し、輪生状に見える。
花も大型で大人の掌に余る白い花が輪生状の葉の
真ん中から顔を出し、真上に向かって開花する。
白色または淡黄色、6月ごろ咲き芳香がある。
ホオノキは花びらの数が多くらせん状に配列し、
がく片と花弁の区別が明瞭ではないなど、
モクレン科の植物の比較的原始的な
特徴を受け継いでいる。

本種は強い他感作用(アレロパシー)を
示すことが知られている。
本種の樹冠下では、他の植物が生えることは少ない。
これは、落葉や根などから分泌される
他感物質により他の種子発芽や、
発芽した植物の生育が強く抑制されるためである。

葉は芳香があり、殺菌作用があるため食材を包んで、
朴葉寿司、朴葉餅などに使われる。
葉が大きいので古くから食器代わりに
食物を盛るのに用いられてきた。
6世紀の王塚古墳では、玄室の杯に
ホオノキの葉が敷かれていたのが見つかった。
材は堅いので
下駄の歯(朴歯下駄)などの細工物に使う。
樹皮は厚朴または和厚朴といい、生薬にする。』


モクレン属の主な樹木
 ・ モクレン( Magnolia liliiflora )
 ・ ハクモクレン( M. heptapeta )
 ・ コブシ( M. kobus )
 ・ タイサンボク( M. grandiflora )
 ・ホオノキ( M. obovata )
 ・ タムシバ( M. salicifolia )
 ・ オウヨウコウボク( M. officinalis var. biloba )
 ・ サンギョクラン( M. delavayi )




「季節の花・日常」に戻る 「花一覧」に戻る
inserted by FC2 system