カルミア



「カルミア」


星のような、金平糖のような蕾がとても可愛い。


果実の画像を追加しました。


どうして金平糖のような形なのか、画像と解説があります。





カルミア画像1

2009.05.11 「東京都薬用植物園」

カルミア画像2

2009.05.11 「東京都薬用植物園」



カルミア画像3

2009.09.09 「東京都薬用植物園」






カルミア画像1

2011.05.31 「東京都薬用植物園」
雄しべは花びらに格納されている

カルミア画像2

2011.05.31 「東京都薬用植物園」
中心部に触れると、雄しべが中央に跳ね返る





【ネット検索から】

『 ツツジ科  : カルミア属 。
学名:「 Kalmia latifolia 」。
別名は、「アメリカシャクナゲ(亜米利加石楠花)」、
「ハナガサシャクナゲ(花笠石楠花)」。
葉は披針形で長さ2〜12cmであり、
茎に螺旋状につく。
つぼみは突起があり金平糖状。
花は白、ピンク、紫などで、
10から50個の散房花序である。
ツツジ属に似るがより平らで、
星型の萼とつながった5枚の花弁がある。
直径は1〜3cm 。
果実は5つの丸い突出部のあるさく果で、
開裂して多数の小さな種子を出す。
葉はグラヤノトキシンを含み 有毒
特に羊が中毒しやすい。


「花の形の秘密」
カルミアのおしべは、その先(葯)を花びらの
でこぼこした部分に収納しています。
蕾にも葯の収納庫であるでこぼこがあります。
実は、この「でこぼこ」に秘密があるのです。
葯を収納したままでは、
当然ですが受粉できません。
蜜を求めて昆虫が花にやってくると
葯は収納庫を飛び出して、
昆虫めがけて花粉をぶつけます。
そして昆虫たちに花粉を運んでもらいます。
しかも、おしべは再び収納庫に葯を戻します。
再生可能なんです。
そして、雌しべは少し遅れて熟し、
自家受粉を防ぎます。
金平糖みたいな形には
ちゃ〜んと理由があったんですね。 』




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