テイカカズラ(定家葛)



「テイカカズラ(定家葛)」


プロペラのような花が特徴です。





テイカカズラ画像1

2011.06.04 「東京都薬用植物園」

テイカカズラ画像2

2011.05.24 「東京都薬用植物園」



テイカカズラ画像1

2010.11.14 「東京都薬用植物園」
果実

テイカカズラ画像2

2017.12.14 「東京都薬用植物園」
果実



テイカカズラ画像3

2017.12.20 「東京都薬用植物園」
果実と種子



テイカカズラ画像3

2017.12.20 「東京都薬用植物園」
種子



テイカカズラ画像3

2017.12.20 「東京都薬用植物園」
種子





【ネット検索から】

『 キョウチクトウ科 :テイカカズラ属 。
学名:「 Trachelospermum asiaticum 」。
つる性常緑低木。
本州〜四国・九州地方の温暖な場所に分布する。
茎からは気根を出して他のものに固着する。
茎の表面には多数の気根が出た跡が残るので、
樹皮には多数の突起がある。
大きくなると、枝先は高木層の樹冠に達し、
幹は直径数cmに達する。
葉や茎を切ると白い乳液が出る( 有毒)。
成木になると樹皮から離れて枝を空中に伸ばし、
葉は大きく黄緑になる。

6月頃に花を咲かせる。
花は房状の花序が垂れ下がったところにつく。
花弁の基部は筒状で、先端は5裂して広がる。
それぞれの裂片は先端が断ち切られて
丸まったような三角形で、それぞれにわずかにねじれ、
全体としてプロペラ状になる。
花ははじめ白く次第に淡黄色になり、
ジャスミンに似た芳香がある。

果実は細長い袋果で二個が対になってぶら下がり、
熟すると縦に裂け目を生じて種子を散布する。
1本の長さは20cm前後。
種子にはとても長く白い綿毛があり風で飛ぶ。

和名は、式子内親王を愛した藤原定家が、
死後も彼女を忘れられず、ついに「定家葛」に
生まれ変わって彼女の墓にからみついたという
伝説(能『定家』)に基づく。
また古典に「まさきのかづら」とあるのも
本種のことといわれる。』




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