ムラサキ(紫)



「ムラサキ(紫)」


この植物の根で、昔は紫を染めていたんですね。



同じ属の、「 ホタルカズラ」はこちらから。





ムラサキ画像1

2009.05.11 「東京都薬用植物園」

ムラサキ画像2

2009.05.11 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 ムラサキ科 :ムラサキ属 。
学名:「 Lithospermum erythrorhizon 」。
多年草で、初夏から夏にかけて
白い花を咲かせる。
草丈は60cmを超える。
根は暗紫色で、生薬「シコン(紫根)」である。
この生薬は日本薬局方に収録されており、
抗炎症作用、創傷治癒の促進作用、
殺菌作用などがあり、紫雲膏などの
漢方方剤に配合される。
また、古来より紫色の染料として用いられてきた。
色を染めるには、乾燥した紫根を粉にし、
微温湯で抽出して灰汁で媒染して染色する。

万葉集にもその名が出るほど歴史は古く、
奈良時代から江戸時代末期まで
栽培が行われてきた。
絶滅危惧種になり、栽培を試みているが、
株を増やすのは困難である。
このため、現在では中国から
近縁種が輸入されている。』




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