ジャガイモ



「ジャガイモ」


はるか昔、切り分けた種イモに灰をまぶして植えていました。

今も続いているそうです。


それにしても、ナス科ナス属だったとは。





ジャガイモ画像1

2009.05.16 「讃岐・牟礼」

ジャガイモ画像2

2009.05.16 「讃岐・牟礼」





【ネット検索から】

『 ナス科 :ナス属。
学名:「 Solanum tuberosum L. 」。
ジャガイモは、地下の茎の部分(塊茎)を食用にする。
加熱調理して食べられるほかに、
デンプン原料としても利用される。
比較的保存がきく食材であるが、
温度が高く暗いところに保存すると発芽しやすい。
芽には毒性成分ソラニンが多く含まれ中毒の元になる。

南米アンデス山脈の高地が原産といわれる。
16世紀、スペイン人によりヨーロッパにもたらされた。
このとき運搬中の船内で芽が出たものを食べて、
毒が当たった為「悪魔の植物」と呼ばれた。
日本には、1600年ごろにオランダ船により
ジャカルタ港より運ばれた。
当時は、観賞用として栽培されたという。
寒冷地にも強く、年に複数回の栽培が可能で、
地中に作られることから鳥害にも影響されない
ジャガイモは庶民の食料として爆発的な普及を見せた。

アダム・スミスは『国富論』において
「小麦の三倍の生産量がある」と評価しており、
瞬く間に麦、米、トウモロコシに並ぶ
「世界四大作物」としてその地位を確立した。

通常の場合、ジャガイモは
種芋を植え付け培土し、栽培される。
種芋は芋から発芽した芽を中心にして
適度な大きさに切り分けたものである。
直立する地上茎は50cm〜1m程度の高さにまで生長する。
葉は奇数羽状複葉。

葉の付け根から花茎が長く伸び先端に多数の花をつける。
花は星形で黄色い花心と5枚の花弁をもち、
色は品種によって異なり赤・白・紫と様々である。
受粉能力は低いが、品種や条件によっては受粉して
ミニトマトに似た小型の実をつける。
実は熟するにしたがい緑から黄色、さらに赤へと変化するが、
落果しやすく完熟に至るものは極希である。
果実の中には種子があり、これを発芽させて
生長させることも可能である。
が、これを親株と同様の大きさ程度にまで育てるには、
3年(3代)程度かかるため草本性植物としては
交配に時間のかかる植物と言える。

冷涼な気候や硬く痩せた土地にも強い。
その反面、病害や虫の被害を受けやすく
連作障害も発生しやすい。
ジャガイモの地下茎は水分と栄養が
豊富なため雑菌が繁殖しやすく、
保存状態の悪い種芋や、収穫から漏れて
地中へ残された芋は病害の原因となる。
そのため、日本では植物防疫法の指定種苗となっており、
種芋の売買が規制されている。』




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