ダイコン(大根)



「ダイコン(大根)」


根元を見て「ダイコン」の花とわかりました。

種子を採るために花を咲かせているようです。



アブラナ属ですが「カブ(蕪)」の画像を追加しました。

春の七草として寄せ植えされていて同時に花が咲いていました。




バラ科の「 ダイコンソウ」はこちらから。





ダイコン画像1

2009.05.19 「讃岐・牟礼」

ダイコン画像2

2009.05.19 「讃岐・牟礼」



ダイコン画像1

2016.05.01 「東京都薬用植物園」

ダイコン画像2

2016.05.01 「東京都薬用植物園」






カブ画像1

2016.05.01 「東京都薬用植物園」
カブ

カブ画像2

2016.05.01 「東京都薬用植物園」
カブ





【ネット検索から】

『 アブラナ科 :ダイコン属。
学名:「 Raphanus sativus L.
var. longipinnatus L.H.Bailey 」。
地中海地方や中東が原産で、
古代エジプトから食用としていた記録がある。
ユーラシアの各地でも利用されており、
日本では弥生時代には伝わり、
在来種と中国ダイコンの交雑で栽培品種が成立。
(しかし日本原産という説もある)
また、名前の由来は特にはっきりはしていないが、
文字通り「大きな根」と捉えることが多い。

アブラナ科の植物であり、
越年草で春に放置すれば薹が立ち、
枝の先にアブラナに似た紫がかった白い花がつく。
根出葉は羽状複葉、頂小葉は大きい。
地下に垂直に根が伸び、
主軸が肥大して、食べられる。

一般的に肥大部は根と呼ばれているが、
発生学的には全てが根ではない。
畑での栽培時における、大根の肥大部の
地上に現れている緑色の箇所が胚軸、
残りの地下に埋没した白い箇所が根に相当する。
同じアブラナ科のカブでは
ヒゲ根と呼ばれる下箇所が根に相当し、
胚軸は上の丸い肥大箇所になる。
ダイコンの胚軸と根の区別は、
茎頂側の2次根の発生の有無でも見分けられる。
根からは両側一列ずつ2次根が出る。
店先のダイコンではその痕跡が
くぼんだ点の列として観察できる。

葉の部分は「スズシロ(清白)」と呼ばれ、
春の七草のひとつである。
成熟種子は、「ライフクシ」という生薬名であり、
健胃、去痰作用がある。
中国医学では、肥満の薬として有名。



「カブ(蕪)」
アブラナ科 :アブラナ属。
学名:「 Brassica rapa
var. rapa(ヨーロッパ系)
var. glabra(アジア系) 」。
別名は「カブラ」、「カブナ」、「カブラナ」、
「スズナ(鈴菜、菘)」など数多い。
江戸時代は漢語で「蕪菁(ブセイ)」、「蔓菁(マンセイ)」、
「扁蘿蔔(ヘンラフク)」などと呼ばれていた。

日本書紀(720年)の持統7(693)年の項に、
「蕪青」の栽培を五穀の助けとして
奨励する記録が見られるほど、
カブは、日本の野菜のなかでも、
最も栽培の歴史が古いもののひとつといえます。

カブがいつどこで成立したかは、
現在もなお推定の域を出ませんが、
ヨーロッパ系とアジア系に大別され、
いずれも地中海沿岸に自生する
アブラナ科の Brassica campestris という
植物から生じたという説が有力です。

京野菜など西日本で見られる中国伝来のアジア系とともに、
東日本でヨーロッパ系(野沢菜など関連する変種も含む)が
在来種として確認され、シベリア経由と見られている。

肥大した球形の根を可食部として利用するが、
この部分は発生学上胚軸と呼ばれる部位で、
本当の根はその下に伸びたひげ状の部位に相当し、
通常は食用とせずに切り捨てる。

利用目的に合わせて品種改良が行われた結果
多くの野菜(タイプ)が生まれた。
ハクサイ・チンゲンサイ・コマツナ類は
全てカブの仲間であり広義のカブ菜類に含まれる。
従って相互の交配が容易である。

中国の軍師として知られる諸葛亮が行軍の先々で
カブをつくらせて兵糧の一助とした逸話にちなみ、
カブのことを「諸葛菜(しょかつさい)」と
呼称することがある。



「蕪と大根の違い」
カブは、ダイコン(大根)の丸型品種と似ており、
同じアブラナ科ですが、 ダイコンはダイコン属、
カブはアブラナ属なので属が異なり別野菜とされます。
花色はカブは黄色、大根は白い。
染色体の数も、カブは10本で、大根は9本です。
葉はカブは切れ込みの無い丸葉で、
ダイコンには鋭い切れ込みがあります。
味と材質は、ダイコンは少し辛味があり
切るとサラサラしていますが、
カブは甘みがあり切ると少しヌルっとします。  』




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