「ガンピ(雁皮)」
意外にすっきりとした、花と葉。
植物粘液として用いられている
「
トロロアオイ」はこちらから。
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【ネット検索から】 |
『 ジンチョウゲ科 :ガンピ属。 |
学名:「 Diplomorpha sikokiana 」。 |
奈良時代から製紙原料として用いられている。 |
別名は「カミノキ」。 |
四国、九州、静岡、兵庫などに多く、暖地を好む。 |
高さ1〜3m、枝は褐色、葉は卵型で互生し、 |
初夏に枝端に黄色の小花を頭状に密生する。 |
花には花弁がなく、先端が四裂して黄色。 |
下部が筒状で白色のガクを持ち、 |
花後はガクを伴ったそう果を結ぶ。 |
花の付き方は ジンチョウゲや ミツマタと似ている。 |
繊維は 楮(コウゾ)の3分の1程度と短く、 |
その質は優美で光沢があり、 |
平滑にして半透明でしかも粘性があり |
緊縮した紙質となる。 |
遣唐使と共に唐に渡った最澄が、わざわざ土産として |
筑紫の斐紙(雁皮紙)を200張り持参している。 |
紙の先輩国である中国に、土産として |
持参できるほどに高い評価を得ていたことになる。 |
ガンピの名の由来は、 |
カニヒ(伽尼斐)という植物の古名から転化したという説と、 |
カミヒ(紙斐)が訛ったともいわれている。』 |
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