イイギリ(飯桐)
「イイギリ(飯桐)」
薬用植物園には、残念ながら雄株しかありません。
従って、雄花です。
雄花は咲いたあと、落花します。
いつまでもくっついていたら、腐って樹に悪影響を及ぼすからだそうです。
自然って素晴らしい。
中間ですが雌株の果実の画像を追加しました。
赤くなってきた果実です。
葉っぱを染めているような感じです。
2010.05.25 「東京都薬用植物園」
雄花
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2010.05.25 「東京都薬用植物園」
雄花
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2009.06.26 「立川昭和記念公園」
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2009.09.10 「立川昭和記念公園」
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2009.10.10 「立川昭和記念公園」
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2009.10.30 「立川昭和記念公園」
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【ネット検索から】 |
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『 イイギリ科(ヤナギ科):イイギリ属。 |
学名:「 Idesia polycarpa 」。
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和名の由来は、
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昔、葉で飯を包んだため飯桐といわれる。
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果実がナンテンに似るため
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「ナンテンギリ(南天桐)」ともいう。
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イイギリ属の唯一の種。 |
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日本(本州以南)、朝鮮、中国、台湾に分布する。 |
雌雄異株。
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高さは15〜20m。
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葉は互生、枝先に束性し、
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キリやアカメガシワに似て幅広い。
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葉柄は長く、先の方に1対の蜜腺がある。
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(アカメガシワもこの点似ているが、
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蜜腺は葉身の付け根にある)
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雄花も雌花も同じように黄緑色で3〜5月頃咲き、
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円錐花序となり垂れ下がる。
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花弁はなく、萼片の数は5枚前後で一定しない。
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雄花には多数の雄蕊がある。
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雌花にも退化した雄蕊があり、子房上位。 |
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果実はブドウの房のように垂れ下がる。
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液果で直径1cmほど。
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熟すと真っ赤になり、多数の細かい種子を含む。
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果実は落葉後も長く残り、遠目にも良く目立つ。
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白実の品種もある。 』 |