ドクゼリ(毒芹)



「ドクゼリ(毒芹)」


2008年に誤食での中毒事件が発生し、

薬用植物園にテレビ局から中継車が来ていました。


「セリ(芹)」を追加しました。

「ヤマゼリ(山芹)」を追加しました。





ドクゼリ画像1

2010.05.20 「東京都薬用植物園」
ドクゼリ

ドクゼリ画像2

2009.05.27 「東京都薬用植物園」
ドクゼリ



ドクゼリ画像4

2010.05.20 「東京都薬用植物園」
ドクゼリの葉






セリ画像1

2010.05.20 「東京都薬用植物園」
セリの葉



セリ画像2

2010.07.03 「東京都薬用植物園」
セリ

セリ画像3

2010.07.03 「東京都薬用植物園」
セリ






ヤマゼリ画像1

2008.10.17 「東京都薬用植物園」
ヤマゼリ

ヤマゼリ画像2

2008.10.17 「東京都薬用植物園」
ヤマゼリ





【ネット検索から】

『 セリ科 :ドクゼリ属。
学名:「 Cicuta virosa 」。
多年草有毒植物。
別名、「オオゼリ(大芹)」。
ドクウツギトリカブトと並んで
日本三大有毒植物 の一つとされる。
北海道から九州の水辺に群生する。
花期は夏。
セリにやや似るが大型で
根茎には筍状の節がある。
丈は80〜100cmの多年草。
茎は空洞で上部で枝分かれする。
葉は2回羽状複葉で
細長い楕円形で先端が尖る。
葉縁には鋸歯がある。
花は、夏に花茎を伸ばして
先端に球状に白色の小花を多数つける。
花の集団(花序)は放射状から球状。
根茎は筍に似た節が延びて繁殖する。

若葉をセリと間違って摘み、
中毒する者が後を絶たない。
葉にセリ特有の香気がない点や、
セリと違って根茎が存在する点に注意すれば
区別は比較的容易である。
ソクラテスが自害に用いたのは
ドクニンジンと言われているが、
ドクゼリの可能性もある。


「セリ(芹)」
セリ科 :セリ属。
学名:「 Oenanthe javanica 」。
別名、「シロネグサ(白根草)」。
湿地性植物で多年草。
高さは30cm程度で茎は泥の中や表面を
横に這い、葉を伸ばす。
葉は二回羽状複葉、小葉は菱形様。
全体的に柔らかく黄緑色であるが、
冬には赤っぽく色づくこともある。
花期は7〜8月。
やや高く茎を伸ばし、その先端に傘状花序をつける。
個々の花は小さく、花弁も見えないほどである。

春の七草の一つである。
独特の香りを持ち、春先の若い茎を食用とする。

有毒なドクゼリとの 区別に配慮が必要である。
ドクゼリは地下茎は太くタケノコ状のふしがあり、
横に這わず、セリ独特の芳香もないので区別できる。
また、 キツネノボタン
同じような場所に生育する毒草である。
葉が細かく裂けないので比較的容易に区別できるが、
個々の小葉だけを取ると似ているので
間違えるおそれがある。


「ヤマゼリ(山芹)」
セリ科 :ヤマゼリ属。
学名:「 Ostericum sieboldii 」。
一年生草本。
草丈は50〜100cm。
葉がまばらな3出羽状複葉なのがヤマゼリの特徴です。
9月頃から10月にかけて、山林で咲く花です。
茎の先に大散形花序を出し、
4〜7個の小散形花序に分かれる。
おしべが長いのが特徴。 』




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