「ドクゼリ(毒芹)」
2008年に誤食での中毒事件が発生し、
薬用植物園にテレビ局から中継車が来ていました。
「セリ(芹)」を追加しました。
「ヤマゼリ(山芹)」を追加しました。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
【ネット検索から】 |
『 セリ科 :ドクゼリ属。 |
学名:「 Cicuta virosa 」。 |
多年草有毒植物。 |
別名、「オオゼリ(大芹)」。 |
ドクウツギ、 トリカブトと並んで |
日本三大有毒植物 の一つとされる。 |
北海道から九州の水辺に群生する。 |
花期は夏。 |
セリにやや似るが大型で |
根茎には筍状の節がある。 |
丈は80〜100cmの多年草。 |
茎は空洞で上部で枝分かれする。 |
葉は2回羽状複葉で |
細長い楕円形で先端が尖る。 |
葉縁には鋸歯がある。 |
花は、夏に花茎を伸ばして |
先端に球状に白色の小花を多数つける。 |
花の集団(花序)は放射状から球状。 |
根茎は筍に似た節が延びて繁殖する。 |
若葉をセリと間違って摘み、 |
中毒する者が後を絶たない。 |
葉にセリ特有の香気がない点や、 |
セリと違って根茎が存在する点に注意すれば |
区別は比較的容易である。 |
ソクラテスが自害に用いたのは |
ドクニンジンと言われているが、 |
ドクゼリの可能性もある。 |
「セリ(芹)」 |
セリ科 :セリ属。 |
学名:「 Oenanthe javanica 」。 |
別名、「シロネグサ(白根草)」。 |
湿地性植物で多年草。 |
高さは30cm程度で茎は泥の中や表面を |
横に這い、葉を伸ばす。 |
葉は二回羽状複葉、小葉は菱形様。 |
全体的に柔らかく黄緑色であるが、 |
冬には赤っぽく色づくこともある。 |
花期は7〜8月。 |
やや高く茎を伸ばし、その先端に傘状花序をつける。 |
個々の花は小さく、花弁も見えないほどである。 |
春の七草の一つである。 |
独特の香りを持ち、春先の若い茎を食用とする。 |
有毒なドクゼリとの 区別に配慮が必要である。 |
ドクゼリは地下茎は太くタケノコ状のふしがあり、 |
横に這わず、セリ独特の芳香もないので区別できる。 |
また、 キツネノボタンも |
同じような場所に生育する毒草である。 |
葉が細かく裂けないので比較的容易に区別できるが、 |
個々の小葉だけを取ると似ているので |
間違えるおそれがある。 |
「ヤマゼリ(山芹)」 |
セリ科 :ヤマゼリ属。 |
学名:「 Ostericum sieboldii 」。 |
一年生草本。 |
草丈は50〜100cm。 |
葉がまばらな3出羽状複葉なのがヤマゼリの特徴です。 |
9月頃から10月にかけて、山林で咲く花です。 |
茎の先に大散形花序を出し、 |
4〜7個の小散形花序に分かれる。 |
おしべが長いのが特徴。 』 |
「季節の花・日常」に戻る | 「花一覧」に戻る |