トケイソウ(時計草)



「トケイソウ(時計草)」


種類が多く、名前までは。

実も大きいのや小さいのや多種多様。


黄花の「パッシフロラ・キトリナ( P. citrina )」の画像を追加しました。


「ミズレモン( P. lauriforia )」の画像を追加しました。

果実が熟すと黄色からオレンジ色になるそうです。

また、結実させるには 遺伝子の違う株の花粉が必要らしい。

従って、苗は2鉢1セットで販売されている。


「ミスミトケイソウ(三角時計草)」の画像を追加しました。


「クサトケイソウ(臭時計草)」の画像を追加しました。

園芸名「ピッコロッソ」とのことです。



かみさんが、テニス仲間から八丈島のお土産として

パッションフルーツ(クダモノトケイソウの果実)をもらってきました。

種を噛まないでそのまま食べるのがコツらしい。

ちょっと齧ってみましたが、意外に硬かった。

追熟(皮の表面が皺になる程度)しなかったので、酸味が強めでした。



黄花の「パッシフロラ・キトリナ( P. citrina )」が結実しました。

職員さんと果実を見たことがないなんて話をしてたら

3個ばかり実験的に人工授精をしてくれました。

なんとそのうちの1個が結実したようです。

関東にはキューピットがいないのでしょうか。




『参考』

「花の構造」

中央上から

1)雌しべ:3裂。

2)雄しべ:5本あり基部で合着します。開花と同時に横〜裏向きになります。

3)副花冠:糸状に広がり本種独自の構造といわれます。

4)花弁:5枚。(10枚に見えますが、半分は萼)

5)萼片:花弁と同色で5枚。裏から見ると萼は淡緑色です。

6)苞葉:萼片の基部に3枚。(「クサトケイソウ(臭時計草)など」)





トケイソウ画像1

2009.05.31 「東京都薬用植物園」
トケイソウ

トケイソウ画像2

2009.05.31 「東京都薬用植物園」
トケイソウ






画像3

2008.07.13 「東京都薬用植物園」
クダモノトケイソウ

画像4

2008.07.20 「東京都薬用植物園」
クダモノトケイソウ



画像5

2008.07.20 「東京都薬用植物園」
クダモノトケイソウ

画像6

2011.08.07 「八丈島お土産」
クダモノトケイソウ



画像5

2011.08.07 「八丈島お土産」
クダモノトケイソウ

画像6

2011.08.07 「八丈島お土産」
クダモノトケイソウ






画像7

2008.07.13 「東京都薬用植物園」
パッシフロラ・カプスラリス
(Passiflora capsularis)

画像8

2008.07.13 「東京都薬用植物園」
パッシフロラ・カプスラリス
(Passiflora capsularis)



画像7

2014.10.07 「東京都薬用植物園」
パッシフロラ・カプスラリス
(Passiflora capsularis)



画像7

2015.07.04 「東京都薬用植物園」
パッシフロラ・カプスラリス
(Passiflora capsularis)

画像8

2015.07.04 「東京都薬用植物園」
パッシフロラ・カプスラリス
(Passiflora capsularis)
種子






画像9

2010.05.09 「東京都薬用植物園」
パッシフロラ・キトリナ

画像10

2010.05.09 「東京都薬用植物園」
パッシフロラ・キトリナ



画像9

2014.10.07 「東京都薬用植物園」
パッシフロラ・キトリナ

画像10

2014.10.07 「東京都薬用植物園」
パッシフロラ・キトリナ



画像9

2015.07.24 「東京都薬用植物園」
パッシフロラ・キトリナの果実






画像9

2013.07.19 「東京都薬用植物園」
ミズレモン

画像10

2013.07.19 「東京都薬用植物園」
ミズレモン



画像9

2013.07.19 「東京都薬用植物園」
ミズレモン

画像10

2013.07.19 「東京都薬用植物園」
ミズレモン






画像9

2014.10.07 「東京都薬用植物園」
ミスミトケイソウ

画像10

2014.10.07 「東京都薬用植物園」
ミスミトケイソウ



画像9

2014.09.24 「東京都薬用植物園」
ミスミトケイソウ

画像10

2014.10.10 「東京都薬用植物園」
ミスミトケイソウ



画像10

2014.10.10 「東京都薬用植物園」
ミスミトケイソウ






画像9

2017.08.24 「東京都薬用植物園」
クサトケイソウ



画像9

2017.08.29 「東京都薬用植物園」
クサトケイソウ
朝早くから咲くそうで
9時過ぎですがもう閉じかけています



画像9

2017.08.29 「東京都薬用植物園」
クサトケイソウ
11時過ぎ



画像9

2017.08.29 「東京都薬用植物園」
クサトケイソウ
14時過ぎ



画像9

2017.08.24 「東京都薬用植物園」
クサトケイソウ
果実

画像10

2017.08.24 「東京都薬用植物園」
クサトケイソウ
果実



画像9

2017.08.24 「東京都薬用植物園」
クサトケイソウ
果実

画像10

2017.08.24 「東京都薬用植物園」
クサトケイソウ



画像9

2017.08.26 「東京都薬用植物園」
クサトケイソウ
追加画像



画像9

2017.08.26 「東京都薬用植物園」
クサトケイソウ
追加画像






画像9

2017.09.08 「東京都薬用植物園」
名前解明中



画像9

2017.09.08 「東京都薬用植物園」
名前解明中

画像10

2017.09.08 「東京都薬用植物園」
名前解明中



画像9

2017.09.08 「東京都薬用植物園」
名前解明中



画像9

2017.09.08 「東京都薬用植物園」
名前解明中
9時頃



画像9

2017.09.08 「東京都薬用植物園」
名前解明中
14時頃
雌しべは開口部方向に
雄しべは花粉側が基部方向に反り返っている





【ネット検索から】

『 トケイソウ科 :トケイソウ属 。
学名:「 Passiflora caerulea 」。
種の数は約500。
栽培品種はそれらが掛け合わされてできるためさらに数が多い。
栽培品種には驚くべき数のさまざまな色、形の
トケイソウが存在する。
中央アメリカや南アメリカの熱帯・亜熱帯域が原産地だが、
世界中で観賞用に広く栽培される。

和名は3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように
見える特徴のある花を咲かせることに由来する。
英名のPassion Flowerは、キリストの受難(Passion)に由来する。
それは、16世紀に原産地に派遣されたイエズス会の宣教師たちが
この花をかつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たという
「十字架上の花」と信じ、キリスト教の布教に利用したためである。
彼らによればこの植物はキリストの受難を象徴する形をしており、
花の子房柱は十字架、3つに分裂した雌しべが釘、巻きひげはムチ、
副冠は茨の冠、5枚の花弁とガクは合わせて10人の使徒、
葉は槍などと言われた。

一般に「パッションフルーツ」と呼ばれる物は
「クダモノトケイソウ( Passiflora edulis )」の実です。
堅い表皮は滑らかで黄色か濃紫色、赤色など、
内部に小さくて堅い種を多く含み、
黄色いゼリー状の果肉と果汁がある。
そのままスプーンですくって種ごと食べることが多い。
追熟(皮の表面が皺になる程度)すると甘みが増す。
種は噛まずに喉ごしを楽しむ人々も多い。
世界の生産量9割が加工品として利用されており、
香料・ジュースなどとして流通している。

ハーブとして、鎮痛・精神安定・抗痙攣・不眠の緩和・
血圧の降下・ヒステリーやノイローゼの緩和・更年期障害など
「精神や痛みを静める」働きがあるといわれている。


「ミスミトケイソウ(三角時計草)」
トケイソウ科 :トケイソウ属 。
学名:「 Passiflora suberosa 」。
別名:「クロミノトケイソウ」、「スズメノトケイソウ」。
南米原産の帰化植物。
長さ3〜5mの常緑蔓性多年草。
葉は互生し、卵形〜披針形の長さ4〜6pで、3裂。
花は葉腋に付き、黄緑色の径1〜3p。
トケイソウの中で最も小さい部類に入る。
果実は球状円形で、径1cmほど。
緑色で暗紫色に熟す。


「クサトケイソウ(臭時計草)」
トケイソウ科 :トケイソウ属 。
学名:「 Passiflora foetida 」。
つる性の1〜2年草。
沖縄では帰化植物。
茎には開出する茶褐色の粗い毛がある。
全体にやや悪臭がある。
そこから名前がついた(らしい)。
葉は互生し、卵円形で浅く3裂。
花は葉腋に1個つき、白色で中心部は紫色、径4〜5cm。
萼片は5個、網状で開花後も残る。
果実はやや球形で、直径約2cm、赤く熟する。
株全体に多くの腺毛(蜜や粘液等を分泌する毛)があり、
触るとべたべたする。

『訂正』2017.08.26

「萼片は5個、網状で開花後も残る。」
としましたが、
「萼片は5個、」はそのままで、
「網状で」は
「3個の苞は網状で」が正しいみたいです。
追加画像でご確認ください 』




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