【ネット検索から】 |
|
『 トケイソウ科 :トケイソウ属 。 |
学名:「 Passiflora caerulea 」。
|
種の数は約500。 |
栽培品種はそれらが掛け合わされてできるためさらに数が多い。 |
栽培品種には驚くべき数のさまざまな色、形の
|
トケイソウが存在する。 |
中央アメリカや南アメリカの熱帯・亜熱帯域が原産地だが、 |
世界中で観賞用に広く栽培される。 |
|
和名は3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように |
見える特徴のある花を咲かせることに由来する。 |
英名のPassion Flowerは、キリストの受難(Passion)に由来する。 |
それは、16世紀に原産地に派遣されたイエズス会の宣教師たちが |
この花をかつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たという |
「十字架上の花」と信じ、キリスト教の布教に利用したためである。 |
彼らによればこの植物はキリストの受難を象徴する形をしており、 |
花の子房柱は十字架、3つに分裂した雌しべが釘、巻きひげはムチ、 |
副冠は茨の冠、5枚の花弁とガクは合わせて10人の使徒、
|
葉は槍などと言われた。 |
|
一般に「パッションフルーツ」と呼ばれる物は |
「クダモノトケイソウ( Passiflora edulis )」の実です。 |
堅い表皮は滑らかで黄色か濃紫色、赤色など、
|
内部に小さくて堅い種を多く含み、
|
黄色いゼリー状の果肉と果汁がある。
|
そのままスプーンですくって種ごと食べることが多い。
|
追熟(皮の表面が皺になる程度)すると甘みが増す。
|
種は噛まずに喉ごしを楽しむ人々も多い。
|
世界の生産量9割が加工品として利用されており、
|
香料・ジュースなどとして流通している。
|
|
ハーブとして、鎮痛・精神安定・抗痙攣・不眠の緩和・ |
血圧の降下・ヒステリーやノイローゼの緩和・更年期障害など |
「精神や痛みを静める」働きがあるといわれている。
|
|
|
「ミスミトケイソウ(三角時計草)」
|
トケイソウ科 :トケイソウ属 。 |
学名:「 Passiflora suberosa 」。
|
別名:「クロミノトケイソウ」、「スズメノトケイソウ」。
|
南米原産の帰化植物。
|
長さ3〜5mの常緑蔓性多年草。
|
葉は互生し、卵形〜披針形の長さ4〜6pで、3裂。
|
花は葉腋に付き、黄緑色の径1〜3p。
|
トケイソウの中で最も小さい部類に入る。
|
果実は球状円形で、径1cmほど。
|
緑色で暗紫色に熟す。
|
|
|
「クサトケイソウ(臭時計草)」
|
トケイソウ科 :トケイソウ属 。 |
学名:「 Passiflora foetida 」。
|
つる性の1〜2年草。
|
沖縄では帰化植物。
|
茎には開出する茶褐色の粗い毛がある。
|
全体にやや悪臭がある。
|
そこから名前がついた(らしい)。
|
葉は互生し、卵円形で浅く3裂。
|
花は葉腋に1個つき、白色で中心部は紫色、径4〜5cm。
|
萼片は5個、網状で開花後も残る。
|
果実はやや球形で、直径約2cm、赤く熟する。
|
株全体に多くの腺毛(蜜や粘液等を分泌する毛)があり、
|
触るとべたべたする。
|
|
『訂正』2017.08.26
|
|
「萼片は5個、網状で開花後も残る。」
|
としましたが、
|
「萼片は5個、」はそのままで、
|
「網状で」は
|
「3個の苞は網状で」が正しいみたいです。
|
追加画像でご確認ください
』 |