シナノキ(科の木)



「シナノキ(科の木)」


ガクの透明感がわかりますでしょうか。


「花をつける枝(花序)と花序の付け根にある

ヘラ形の葉(苞葉)が途中まで合着」の画像を追加しました。





シナノキ画像1

2010.06.22 「東京都薬用植物園」



シナノキ画像1

2009.06.11 「東京都薬用植物園」

シナノキ画像2

2009.06.11 「東京都薬用植物園」



シナノキ画像1

2014.06.20 「東京都薬用植物園」
「花をつける枝(花序)と
花序の付け根にあるヘラ形の葉(苞葉)が
途中まで合着」の画像



シナノキ画像1

2017.12.02 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 シナノキ科 :シナノキ属 。
学名:「 Tilia japonica 」。
日本特産種。
九州から北海道までの山地に分布するが、
基本は寒い温帯地方の植物です。
幹の直径は1m、樹高は20m以上になる。
樹皮は暗褐色で、表面は薄い鱗片状で
縦に浅く裂けやすい。
葉は互生し、長さ6〜9cm、幅5〜6cmで
先のとがった左右非対称の心型。
周囲には鋸状歯がある。
春には鮮やかな緑色をしているが、
秋には黄色に紅葉する。

初夏に淡黄色の小さな花をつける。
花は集散花序で花柄が分枝して下に垂れ下がる。
花序の柄には苞葉をつける。
(花をつける枝(花序)と
花序の付け根にあるヘラ形の葉(苞葉)が
途中まで合着しています。)
果実はほぼ球形で、秋になって熟すと
花序とともに落ちる。

近種に「セイヨウシナノキ(セイヨウボダイジュ、
リンデンバウム、「 Tilia x europaea 」)」がある。
シューベルトの歌曲『リンデンバウム』
(歌曲集『冬の旅』、和名『菩提樹』)で有名。

長野県の古名である信濃は、
古くは「科野」と記したが、
シナノキを多く産出したからだといわれている。
樹皮は「シナ皮」とよばれ、繊維が強く
主にロープの材料とされてきた。
古くは木の皮の繊維で布を織り衣服なども作られた。
木部は白く年輪が不明瞭で、
柔らかく加工しやすいが耐久性に劣る。
合板や割箸、マッチの軸、アイスクリームのへら、
鉛筆材、木彫りの民芸品などに利用される。
また、花からは良質の蜜が採取できる。 』


ボダイジュ(菩提樹)
シナノキ科 :シナノキ属 。
学名:「 Tilia miqueliana 」。
中国原産の落葉高木。
高さは10mほど。
花期は6〜7月頃で淡黄色の花を咲かせる。
花をつける枝(花序)と
花序の付け根にあるヘラ形の葉(苞葉)が
途中まで合着しています。
日本へは、臨済宗の開祖栄西が
中国から持ち帰ったと伝えられ、
各地の仏教寺院によく植えられている。
中国では熱帯産の「インドボタイジュ」が
生育には適さないため、葉の形が似ている
シナノキ科の「ボダイジュ」を菩提樹としたと言われる。
「ボダイジュ」の木の下で悟りをひらいたという
故事にちなむ、お釈迦さまの「ボダイジュ」は、
インド原産のクワ科イチジク属の常緑高木の
インドボダイジュ」で、全くの別種です。




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