ホップ



「ホップ」


職員の方に花の説明を受けました。

ようやく、違いがわかりました。


同じカラハナソウ属の「カラハナソウ(唐花草)」、

「カナムグラ(鉄葎)」を追加しました。

ホップの近縁種になります。





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2009.06.11 「東京都薬用植物園」
ホップ

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2010.08.24 「東京都薬用植物園」
ホップ(雄花序)



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2010.09.09 「東京都薬用植物園」
雄花

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2010.09.09 「東京都薬用植物園」



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2010.08.24 「東京都薬用植物園」
雌花序(毛花)

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2009.06.11 「東京都薬用植物園」
雌花(毛花)



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2009.06.17 「東京都薬用植物園」
花後(毬花)

画像6

2009.06.17 「東京都薬用植物園」
花後(毬花)






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2010.09.09 「東京都薬用植物園」
カラハナソウ

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2010.09.09 「東京都薬用植物園」
カラハナソウ



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2014.09.17 「東京都薬用植物園」
カラハナソウ



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2010.10.17 「東京都薬用植物園」
カラハナソウ

画像4

2010.10.17 「東京都薬用植物園」
カラハナソウ






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2010.09.09 「東京都薬用植物園」
カナムグラ

画像2

2010.09.09 「東京都薬用植物園」
カナムグラ



画像3

2010.10.17 「東京都薬用植物園」
カナムグラ(雄花序)

画像4

2010.10.17 「東京都薬用植物園」
カナムグラ(雄花序)





【ネット検索から】

『 アサ科 :カラハナソウ属。
学名:「 Humulus lupulus 」。
和名は「セイヨウカラハナソウ(西洋唐花草)」。
かつてはクワ科とされていたが、托葉が相互に合着しない、
種子に胚乳がある等の理由でアサ科として分けられた。

蔓性で雌雄異株。
毬花はビールの原料の一つで、
苦味、香り、泡に重要であり、
また雑菌の繁殖を抑え、
ビールの保存性を高める働きがある。
ツルの高さは7〜12mになる。
また多年生植物であるため、一度植えられると
その根株は10〜30年引き抜かれずに使用される。
雌株には「毬花」と呼ばれる松かさに似た
花のようなもの(本当の花ではない)をつけ、
この毬花がビールの原料になる。

紀元前の相当古い時代から西アジアおよび
ヨーロッパの山地に野生のホップが自生していたとされ、
紀元前6世紀頃には、
メソポタミア地方の新バビロニア王国や
カフカス山脈付近のカフカス民族が
ビールに野生ホップを使用していたようである。
1516年バイエルン公ヴィルヘルム4世により、
ビール純粋令:「ビールハ、麦芽・ホップ・
水ノミヲ原料トス」が定められた。
ビール以外の目的では、
生薬としても健胃、鎮静効果があるとされ、
またハーブの一種として
ヨーロッパでは民間薬として用いられている。


「カラハナソウ(唐花草)」
アサ科 :カラハナソウ属。
学名:「 Humulus lupulus var. cordifolius 」。
母種である「ホップ」の日本産野生種。
つる性で雌雄異株の多年草。
葉は長い柄をもち、つるに対生し、
形は広卵形で3〜5裂する場合があり、
縁は荒い鋸歯状になる。
花期は8〜9月で、雄株につく雄花穂は、
つるの先に円錐状に垂れ下がる。
雌株につく雌花が変化した果穂は、
松かさに似た2〜3cmの卵円形になり、
短い柄をもって垂れ下がる。


「カナムグラ(鉄葎)」
アサ科 :カラハナソウ属。
学名:「 Humulus japonicus 」。
一年草。
和名「鉄葎」は強靭な蔓を鉄に例え、
「葎」は草が繁茂して絡み合った様を表すように、
繁茂した本種の叢は強靭に絡み合っており、
切ったり引き剥がしたりすることは困難である。
雌雄異株のつる植物。
葉は5〜12cm程度の深く切れ込んだ掌状で、
対生し、鋸歯が多く表面はざらつく。
茎から葉柄にかけて鋭いとげがある。
花期は8〜10月で、雄株は分枝した花茎を伸ばし、
多数の淡緑色の花をつける。
また雌花は、株の葉腋から花茎を伸ばし、
先端に苞に包まれた穂状の花をつける。
雌花は受粉後に成熟して
果実となると赤紫色を帯びる。 』




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