「チガヤ(茅・茅萱)」
小さな綿菓子のようです。
|
|
|
【ネット検索から】 |
『 イネ科 :チガヤ属。 |
学名:「 Imperata cylindrica var.koenigil 」。 |
単子葉植物の多年草である。 |
地下茎は横に這い、 |
所々から少数の葉をまとめて出す。 |
地上には花茎以外には |
ほとんど葉だけが出ている状態である。 |
葉には細くて硬い葉柄があって、 |
その先はやや幅広くなり、広線形。 |
葉はほとんど真っすぐに立ち上がり、 |
高さは30〜50cm程になる。 |
葉の裏表の差はあまりない。 |
葉の縁はざらつくがススキほどではない。 |
初夏に穂を出す。 |
穂は細長い円柱形で、 |
葉よりも高く伸び上がり、ほぼまっすぐに立つ。 |
分枝はなく、 |
真っ白の綿毛に包まれていて、よく目立つ。 |
種子はこの綿毛に風を受けて遠くまで飛ぶ。 |
花穂は白い綿毛に包まれるが、 |
この綿毛は小穂の基部から生じるものである。 |
小穂は花序の主軸から伸びる |
短い柄の上に、2個ずつつく。 |
長い柄のものと、短い柄のものとが対になっていて、 |
それらが互いに寄り沿うようになっている。 |
小穂は長さが4mmほど、細い披針形をしている。 |
小花は1個だけで、これは本来は |
2個であったものと考えられるが、 |
第1小花はなく、その鱗片もかなり退化している。 |
柱頭は細長く、紫に染まっていて、 |
綿毛の間から伸び出すのでよく目立つ。 』 |
「季節の花・日常」に戻る | 「花一覧」に戻る |