ヤブカラシ(藪枯らし)



「ヤブカラシ(藪枯らし)」


恐るべき雑草とは言え、綺麗な王冠みたいな花です。


再度「王冠」画像です。それか「キャンドル」かな。



見た目が似ているウリ科の「 アマチャヅル」はこちらから。





ヤブカラシ画像1

2009.06.26 「立川昭和記念公園」

ヤブカラシ画像2

2009.06.26 「立川昭和記念公園」



ヤブカラシ画像3

2009.09.10 「立川昭和記念公園」





【ネット検索から】

『 ブドウ科 :ヤブガラシ属。
学名:「 Cayratia japonica 」。
多年草のつる植物。
和名は藪を覆って枯らしてしまうほどの
生育旺盛さを示している。
別名「ビンボウカズラ(貧乏葛)」とも呼ばれ、
その意味としては、
庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、
あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、
またはこの植物が茂ったことが原因で
貧乏になってしまう、などの意味に解釈されている。

つるの長さは2〜3m。
葉と対生する巻きひげが伸びて他のものに巻き付き、
覆い被さって葉を茂らせる。
葉は5枚の小葉からなる鳥足状複葉が互生する。
それぞれの小葉は縁に鋸歯のある先のとがった卵形。
花は葉と対生する散房状の集散花序につき
6〜8月ごろ徐々に開花する。
花は直径約5mmで薄緑色の花弁4枚と
雄蕊が4本雌蕊が1本ある。
花弁と雄蕊は開花後半日ほどで散ってしまい、
白色の雌蕊が中央に立った直径約3mmの
橙色の花盤(盤状の花托)が残る。
この花盤は蜜が豊富で、
蜂や蝶などの昆虫がよく集まる。

多くは3倍体で実をつけないが、
一部の2倍体株は花後に球状の液果をつけ、
最初薄緑色のものが熟すとつやのある黒色になる。

漢名は「烏歛苺(ウレンボ)」で、
利尿・解毒・鎮痛などに薬効のある
生薬として利用される。 』




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