ガガイモ(蘿芋、鏡芋)
「ガガイモ(蘿芋、鏡芋)」
ちょっと毛深い感じです。
大型の紡錘形の果実の画像を追加しました。
同じガガイモ科の「
フウセントウワタ」、「
サクララン」はこちらから。
2009.07.14 「東京都薬用植物園」
|
|
2009.07.14 「東京都薬用植物園」
|
2009.11.06 「東京都薬用植物園」
|
【ネット検索から】 |
|
『 ガガイモ科 :ガガイモ属 。 |
学名:「 Metaplexis japonica 」。
|
つる性多年草。
|
日当たりのよい草原や道端などに見られる。
|
心臓形の葉が対生し、
|
夏から秋にかけて葉腋から出た
|
集散花序に淡紫色から白色の花がつく。
|
|
ヘクソカズラに似ているが、
|
次の点で容易に区別できる。
|
・切ると乳液が出る。悪臭はない。
|
・つるは右巻き(Z巻き)でヘクソカズラと逆。
|
・葉はヘクソカズラよりやや長く、葉脈が目立つ。
|
・花冠は5深裂して星型になり、
|
内側に毛が密生する。
|
・果実は大型の紡錘形の袋果で、
|
毛の生えた種子を多数含む。
|
|
古名を「カガミ」または「カガミグサ」という。
|
夏の季語。
|
いずれの名も語源には諸説あり、
|
イモというのは根ではなくて
|
実の形によるともいう。
|
かつては種子の毛を朱肉に用いた。
|
種子は漢方で蘿摩子(らまし)と呼んで
|
強壮薬に用いることもある。
|
若芽などはゆでて食べられる。
|
(多量に食べると有害ともいう)
|
|
日本神話では、スクナビコナの神が
|
天之蘿摩船(あまのかがみのふね)に
|
乗ってきたといい、これはガガイモの実を
|
2つに割った小さな舟のこと。 』 |