ガマ(蒲)



「ガマ(蒲)」


「雌花序と雄花序が離れて花茎の軸が見える」ので、「ヒメガマ」のようです。


「コガマ」の花序の画像を追加しました。

わかりにくいのですが、上半分黄色いのが雄花序、下半分緑が雌花序。

雌花序は次第に赤褐色に変化します。


ガマの穂の画像を追加しました。





ガマ画像1

2009.07.14 「東京都薬用植物園」
ヒメガマ

ガマ画像2

2009.07.14 「東京都薬用植物園」
ヒメガマ





ガマ画像3

2012.07.19 「東京都薬用植物園」
コガマ



ガマ画像3

2009.08.16 「東京都薬用植物園」
コガマ

ガマ画像4

2009.08.16 「東京都薬用植物園」
コガマ



ガマ画像3

2012.11.16 「東京都薬用植物園」
コガマ





ガマ画像5

2009.10.10 「東京都薬用植物園」
ガマの穂





【ネット検索から】

『 ガマ科 :ガマ属 。
「ガマ(学名 Typha latifolia)」、
「ヒメガマ(学名 Typha domingensis)」、
「コガマ(学名 Typha orientalis)」の3種類。
多年草である。
池や沼などの水辺に生える。
葉は高さ1〜2mで、
水中の泥の中に地下茎をのばす。

夏に茎を伸ばし、円柱形の穂をつける。
穂の下部は赤褐色で太く、雌花の集まりである。
穂の上半分は細く、雄花が集まり、
開花時には黄色い葯が一面に出る。
風媒花である。
雄花も雌花も花びらなどはなく、
ごく単純な構造になっている。
雌花は結実後は、
綿クズのような冠毛を持つ微小な果実になる。
この果実は風によって飛散し、
水面に落ちると速やかに種子が実から放出されて
水底に沈み、そこで発芽する。

ガマ属の仲間には3種類あり、
花期は6月〜8月、ガマが最も早く、
ヒメガマ、コガマと続くとされる。
雌花序と雄花序が離れて
花茎の軸が見えるのがヒメガマ、
雌花序と雄花序が連続しており、
雌花序の長さが10〜20cmのものがガマ、
6〜10cmのものがコガマと識別できる。

花粉は生薬としては「蒲黄(ほおう)」と呼ばれる。
外用で傷薬となり、
内服すると利尿作用、通経作用があるとされる。
雌花の熟したものは綿状
(毛の密生した棒様のブラシ状)になり、
これを穂綿と呼ぶ。 』




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