「ガマ(蒲)」
「雌花序と雄花序が離れて花茎の軸が見える」ので、「ヒメガマ」のようです。
「コガマ」の花序の画像を追加しました。
わかりにくいのですが、上半分黄色いのが雄花序、下半分緑が雌花序。
雌花序は次第に赤褐色に変化します。
ガマの穂の画像を追加しました。
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【ネット検索から】 |
『 ガマ科 :ガマ属 。 |
「ガマ(学名 Typha latifolia)」、 |
「ヒメガマ(学名 Typha domingensis)」、 |
「コガマ(学名 Typha orientalis)」の3種類。 |
多年草である。 |
池や沼などの水辺に生える。 |
葉は高さ1〜2mで、 |
水中の泥の中に地下茎をのばす。 |
夏に茎を伸ばし、円柱形の穂をつける。 |
穂の下部は赤褐色で太く、雌花の集まりである。 |
穂の上半分は細く、雄花が集まり、 |
開花時には黄色い葯が一面に出る。 |
風媒花である。 |
雄花も雌花も花びらなどはなく、 |
ごく単純な構造になっている。 |
雌花は結実後は、 |
綿クズのような冠毛を持つ微小な果実になる。 |
この果実は風によって飛散し、 |
水面に落ちると速やかに種子が実から放出されて |
水底に沈み、そこで発芽する。 |
ガマ属の仲間には3種類あり、 |
花期は6月〜8月、ガマが最も早く、 |
ヒメガマ、コガマと続くとされる。 |
雌花序と雄花序が離れて |
花茎の軸が見えるのがヒメガマ、 |
雌花序と雄花序が連続しており、 |
雌花序の長さが10〜20cmのものがガマ、 |
6〜10cmのものがコガマと識別できる。 |
花粉は生薬としては「蒲黄(ほおう)」と呼ばれる。 |
外用で傷薬となり、 |
内服すると利尿作用、通経作用があるとされる。 |
雌花の熟したものは綿状 |
(毛の密生した棒様のブラシ状)になり、 |
これを穂綿と呼ぶ。 』 |
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