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『 ユリ科 :ユリ属 。 |
学名:「 Lilium auratum 」。
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球根植物。 |
日本特産のユリ。 |
和名は、山中に生えることからつけられた。 |
草丈は1〜1.5m。
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花期は7〜8月頃。
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花は、花弁が外に弧を描きながら広がって、
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1〜10個程度を咲かせる。
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その大きさは直径20cm以上でユリ科の中でも
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最大級であり、その重みで全体が傾くほどである。
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花の色は白色で花弁の内側中心には
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黄色の筋、紅色の斑点がある。
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花の香りは日本自生の花の中では
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例外的ともいえるほど、甘く濃厚でとても強い。
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発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、
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また株が古いほど多くの花をつける。
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風貌が豪華で華麗であることから、
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『ユリの王様』と呼ばれる。 |
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鱗茎は扁球形で10cm程の大きさである。
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多糖類の一種であるグルコマンナン
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(コンニャクにも多く含まれる)を多量に含み、
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縄文時代には既に食用にされていた。
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日本では、ヤマユリ、コオニユリ、
オニユリの3種が
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その鱗茎(ユリ根)を食用とするため栽培されている。
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オニユリ、ハカタユリ、その他ユリ属の球根は
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百合(「びゃくごう」と読む)という生薬である。
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滋養強壮、利尿、鎮咳などの効果があり、
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辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)などに使われる。
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1964年に英国王立園芸協会によって定められた園芸分類
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○オリエンタル・ハイブリッド
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ヤマユリやカノコユリ、タモトユリなど
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森林のユリを交配して作られた品種群で日陰を好む。
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アジアティック・ハイブリッドほど丈夫ではないが、
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香りのある優雅で華麗な花が魅力である。
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○アジアティック・ハイブリッド
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アジア原産のユリを中心に交配された品種群で
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エゾスカシユリ、イワトユリ、ヒメユリ、イトハユリ、
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マツバユリ、オニユリなどを親とする。
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丈夫で、栽培も容易。
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香りはない。
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また日向を好む。
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ユリ科の所属は、外三弁、内三弁、計六枚の花弁を持ち、
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六本の雄しべ、子房上位などの特徴を持つものである。
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ただ、単子葉植物の基本的体制でもある。 』 |