ヤマユリ(山百合)



「ヤマユリ(山百合)」


花が咲くまでに、5年以上かかるんですね。



ユリの仲間ではもっとも小さい花が咲く「 ノヒメユリ」はこちらから。





ヤマユリ画像1

2009.07.18 「東京都薬用植物園」

ヤマユリ画像2

2009.07.18 「東京都薬用植物園」



ヤマユリ画像3

2014.08.24 「東京都薬用植物園」
果実





【ネット検索から】

『 ユリ科 :ユリ属 。
学名:「 Lilium auratum 」。
球根植物。
日本特産のユリ。
和名は、山中に生えることからつけられた。
草丈は1〜1.5m。
花期は7〜8月頃。
花は、花弁が外に弧を描きながら広がって、
1〜10個程度を咲かせる。
その大きさは直径20cm以上でユリ科の中でも
最大級であり、その重みで全体が傾くほどである。
花の色は白色で花弁の内側中心には
黄色の筋、紅色の斑点がある。
花の香りは日本自生の花の中では
例外的ともいえるほど、甘く濃厚でとても強い。
発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、
また株が古いほど多くの花をつける。
風貌が豪華で華麗であることから、
『ユリの王様』と呼ばれる。

鱗茎は扁球形で10cm程の大きさである。
多糖類の一種であるグルコマンナン
(コンニャクにも多く含まれる)を多量に含み、
縄文時代には既に食用にされていた。
日本では、ヤマユリ、コオニユリ、 オニユリの3種が
その鱗茎(ユリ根)を食用とするため栽培されている。
オニユリ、ハカタユリ、その他ユリ属の球根は
百合(「びゃくごう」と読む)という生薬である。
滋養強壮、利尿、鎮咳などの効果があり、
辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)などに使われる。

1964年に英国王立園芸協会によって定められた園芸分類
○オリエンタル・ハイブリッド
ヤマユリやカノコユリ、タモトユリなど
森林のユリを交配して作られた品種群で日陰を好む。
アジアティック・ハイブリッドほど丈夫ではないが、
香りのある優雅で華麗な花が魅力である。
○アジアティック・ハイブリッド
アジア原産のユリを中心に交配された品種群で
エゾスカシユリ、イワトユリ、ヒメユリ、イトハユリ、
マツバユリ、オニユリなどを親とする。
丈夫で、栽培も容易。
香りはない。
また日向を好む。

ユリ科の所属は、外三弁、内三弁、計六枚の花弁を持ち、
六本の雄しべ、子房上位などの特徴を持つものである。
ただ、単子葉植物の基本的体制でもある。 』




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