カリガネソウ(雁草、雁金草)



「カリガネソウ(雁草、雁金草)」


面白い受粉の仕方ですね。


結実した画像を追加しました。





カリガネソウ画像1

2009.07.28 「東京都薬用植物園」

カリガネソウ画像2

2009.07.28 「東京都薬用植物園」



カリガネソウ画像1

2014.07.23 「東京都薬用植物園」



カリガネソウ画像3

2009.10.15 「東京都薬用植物園」

カリガネソウ画像4

2009.10.15 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 クマツヅラ科(シソ科):カリガネソウ属 。
学名:「 Caryopteris divaricata 」。
多年草である。
「ホカケソウ(帆掛草)」とも呼ばれる。
東アジア(日本、朝鮮半島、中国)に分布し、
日本では全国の山地に自生する。
よく日が当たるが乾燥しない場所を好み、
夏場に草丈80cm 前後に生長する。
葉は対生し、広卵形で縁にギザギザがある鋸葉である。
生長し開花期が近づくと独特の匂いを放つ。

花期は晩夏から秋にかけてで、
葉腋から集散花序を伸ばし、
青紫色で球状のつぼみをつけ、
上写真のような花を咲かせる。
5枚の花弁は凹形で縁がひだ状になり、
上に2枚、下左右へは各1枚ずつ大きく広がり、
下側の花弁が舌状になり紋様が入る。
花柱と雄蘂は花の上に伸び、
その先が花の手前に回り込むように垂れる。

ハナバチなどの花粉を媒介する虫が花を訪れると、
左右の花弁に脚をかけるようにして留まるが、
花に虫の重みが加わると花序が垂れ下がって
花が首をもたげるように角度を変え、
虫の背中に花粉と柱頭が付いて花粉を
付けるとともに、受粉する仕掛けになっている。

秋深くになると、
萼の中に黒く小さな種子が 2〜4個ほど結実する。 』




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