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『 キク科 :アキノノゲシ属 。 |
学名:「 Lactuca sativa 」。
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一年草または二年草。
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野菜として利用される。
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レタスは生育初期の茎が非常に短く、
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ロゼットを形成する。
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他の野菜と異なり、高温条件が続くと
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開花のために茎を伸張・分枝させる。
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この現象を抽苔(チュウダイ、トウダチとも)と言う。
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レタスでは一般に日平均温度の積算が
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1700°C〜2500°Cで芯が伸張し始める。
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開花時には、茎を伸張・分枝させ、
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直径1cm程度の黄色いタンポポを
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小さくしたような花をその先に付ける。
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なお、開花時間は非常に短く、
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朝の1〜2時間程度しか咲かない。
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葉を食用にする際は、
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抽苔が起こる前に収穫しなければならない。
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新鮮なレタスを切ると白い乳状の苦い液体が
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滲出するが、これはラクチュコピクリンと呼ばれる
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ポリフェノールの一種である。
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レタスの語源はラテン語で「牛乳」という意の語であり、
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また、和名のチシャ(萵苣・苣、チサとも)も
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「乳草(ちちくさ)」の略で、共にレタスの
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切り口から出る液体の見た目に基づき
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付けられた呼び名である。
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ラクチュコピクリンには「軽い鎮静作用、
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催眠促進」の効果があり、茎に多く含まれる。 』 |
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「チシャ(レタス)」の種類
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1.[玉チシャ]:ヘッディングレタス
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クリスプヘッド(レタス)
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バターヘッド(サラダ菜)
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2.[葉チシャ]:リーフレタス(サニーレタス)
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3.[立ちチシャ]:コスレタス
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4.[茎チシャ]:ステムレタス(アスパラガスレタス)
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5.[掻きチシャ] :カッティングレタス
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「クリスプヘッド」が一般的なレタスのようです。
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なお、「サンチェ」は[葉チシャ]の一種です。
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昭和40年代になって、
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食生活の変化、肉食の普及により、
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ようやくレタスが大衆化した野菜になったそうです。
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