ゴシュユ(呉茱萸)



「ゴシュユ(呉茱萸)」


暗朱色のカボチャの実のような果実ができます。


すっかり色づいた果実の画像を追加しました。


葉痕の画像を追加しました。

羊の顔に見えるのは私だけかな?




『葉痕』

維管束とは水分や養分が通る管のことで、

葉、枝、幹、根とつながっています。

葉痕にその管の断面が

斑点のように残っているのが維管束痕です。

維管束痕の数は1個のものから多数のものまで様々で、

その斑点の数や並び方、あるいは形が木によって異なり、

また冬芽があるかないかにもよって

葉痕を独特の面白い“顔”に見せています。





ゴシュユ画像1

2009.08.07 「東京都薬用植物園」

ゴシュユ画像2

2009.08.07 「東京都薬用植物園」



ゴシュユ画像3

2009.11.06 「東京都薬用植物園」
果実



ゴシュユ画像3

2015.02.24 「東京都薬用植物園」
葉柄側

ゴシュユ画像2

2015.02.24 「東京都薬用植物園」
葉痕





【ネット検索から】

『 ミカン科 : ゴシュユ属 。
学名:「 Euodia rutaecarpa 」。
中国中〜南部に自生する落葉小高木。
日本では帰化植物。
落葉性の小高木で、高さが3〜5mくらいになり、
葉は奇数羽状複葉(うじょうふくよう)で対生しています。
雌雄異株であるが日本には雌株がほとんどである。
8月頃に淡緑白色の花を咲かせる。
果実は、呉茱萸(ゴシュユ)という生薬である。
強心作用、子宮収縮作用などがある。
呉茱萸湯、温経湯などの漢方方剤に使われる。

日本の古書「本草和名(ほんぞうわみょう・918年)」では、
呉茱萸(ゴシュユ)の和名を、「カラハジカミ」としています。
ハジカミは、山椒(サンショウ)のことで、
ゴシュユの果実が山椒によく似ていることから
「唐の国の山椒」という意味で、
「カラハジカミ」という名前がついたとされています。  』




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