ヒガンバナ(彼岸花)



「ヒガンバナ(彼岸花)」


1ヵ月も早く「白花」が咲いていました。

仏教では、「曼珠沙華(マンジュシャカ)」は白い花だそうです。


「赤花」を追加しました。

「黄花(ショウキズイセン)」を追加しました。

「紅白」の画像を追加しました。


「黒花」種を追加しました。

本当に黒い花ではなく、花びらの縁が白くならず

全体に赤くなるそうです。

そう言われると、そうかなあって感じですね。


赤花の枯れた様子の画像も追加しました。

花後に細長い葉が出てきました。



同属の「 ナツズイセン」、「 キツネノカミソリ」はこちらから。




『参考』

ヒガンバナ科はユリ科に良く似ています。

基本的には花びら6枚(内花被3枚外花被3枚)

雄しべ6本・子房は3室などユリ科との共通項です。

ユリ科は子房上位でヒガンバナ科は子房下位です。

すなわち種子をつくる胚珠を持つ子房の部分が

花びらの付け根より上方にあるのがユリ科で

下方にあるのがヒガンバナ科です。





ヒガンバナ画像1

2009.08.18 「東京都薬用植物園」
シロバナ

ヒガンバナ画像2

2009.08.18 「東京都薬用植物園」
シロバナ



ヒガンバナ画像3

2009.09.09 「東京都薬用植物園」
アカバナ

ヒガンバナ画像4

2009.09.09 「東京都薬用植物園」
アカバナ



ヒガンバナ画像9

2009.09.15 「東京都薬用植物園」
紅白の花

ヒガンバナ画像10

2009.10.01 「東京都薬用植物園」
アカバナの枯れた様子



ヒガンバナ画像9

2011.09.13 「東京都薬用植物園」
咲き始め

ヒガンバナ画像11

2009.10.31 「東京都薬用植物園」
花後の葉が出てきました






ヒガンバナ画像7

2009.09.10 「立川昭和記念公園」
鍾馗水仙(ショウキズイセン)

ヒガンバナ画像8

2009.09.10 「立川昭和記念公園」
鍾馗水仙(ショウキズイセン)



ヒガンバナ画像1

2014.09.30 「東京都薬用植物園」
鍾馗水仙(ショウキズイセン)






ヒガンバナ画像5

2009.10.01 「東京都薬用植物園」
クロバナ

ヒガンバナ画像6

2008.09.27 「東京都薬用植物園」
クロバナ





【ネット検索から】

『 ヒガンバナ科 :ヒガンバナ属 。
学名:「 Lycoris radiata 」。
学名の種小名「 radiata 」は「放射状」の意味。
「リコリス」、「マンジュシャゲ(曼珠沙華)」とも呼ばれる。
全草有毒な多年生の球根性植物。
散系花序で6枚の花弁が放射状につく。
日本には、中国か朝鮮半島からの稲作の伝来時に土と共に
鱗茎が混入してきて広まった帰化植物といわれている。
アレロパシーを有する。

9月中旬に赤い花をつけるが、稀に白いものもある。
生長の仕方は独特で、夏の終わりから秋の初めにかけて、
高さ30〜50cmの花茎が葉のない状態で地上に突出し、
その先端に5〜7個前後の花がつく。
開花後、長さ30〜50cmの線形の細い葉を
ロゼット状に出すが、翌春になると葉は枯れてしまい、
秋が近づくまで地表には何も生えてこない。
開花期には葉がなく、葉があるときは花がない。
鍾馗水仙(ショウキズイセン)という黄色の変種が存在する。

また、日本に存在するヒガンバナは
全て遺伝的に同一であり、三倍体である。
故に、雄株、雌株の区別が無く種子で増えることができない。
(遺伝子的には雌株である、)中国から伝わった1株の球根から
日本各地に株分けの形で広まったと考えられる。

彼岸花(ひがんばな)の名は
秋の彼岸ごろから開花することに由来する。
別名の曼珠沙華は、法華経中の梵語に由来する。
"天上の花"という意味を持っており、
赤ではなく「白くやわらかな花」の意である。
異名が多く、日本での別名・方言は千以上が知られている。 』




「季節の花・日常」に戻る 「花一覧」に戻る
inserted by FC2 system