「ヌルデ(白膠木)」
今まで、この樹木の存在を知らなかったので、雌雄どちらかは不明です。
残念ながらどうやら雄花のようでした。
偶然にも、愛媛の知人の「
ドイセン」さんが、
ブログに「ヌルデ」の雌花をアップされていたので、紹介しますね。
また、許可を得ましたので、雌花の画像を掲載します。
なお、雌花は咲き終わるとすぐに子房が赤くなるそうです。
雄花の名残の画像を追加しました。
「
フユザンショウ」も同じく葉柄には翼があります。
「
カガミグサ」にも葉軸に翼があります。
同じヌルデ属の「
ハゼノキ」はこちらから。
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【ネット検索から】 |
『 ウルシ科 :ヌルデ属 。 |
学名:「 Rhus javanica 」。 |
落葉高木。 |
東南アジアから東アジア各地に自生する。 |
別名「フシノキ」、「カチノキ(カツノキ)」。 |
ヌルデの名は、かつて幹を傷つけて白い汁を採り |
塗料として使ったことに由来するとされる。 |
フシノキは生薬の付子がとれる木の意である。 |
カチノキ(勝の木)は聖徳太子が蘇我馬子と |
物部守屋の戦いに際し、ヌルデの木で仏像を作り |
馬子の戦勝を祈願したとの伝承から。 |
ウルシほどではないが、 |
まれにかぶれる人もいるので注意が必要である。 |
雌雄異株。 |
葉は9〜13枚の小葉からなる奇数羽状複葉で |
葉軸には翼がある。 |
小葉は5〜12cmの長楕円形で周囲は鋸状がある。 |
小葉の裏面全体に毛が密生している。 |
表には主葉脈上に毛がある。 |
花は円錐花序で8月に開花する。 |
花は数mm程度で5つの花弁がある。 |
雌花には3つに枝分かれした雌しべがある。 |
雄花には5本の雄しべがあり、花弁は反り返っている。 |
雌花序は花が終わるとすぐに子房が赤くなる。 |
秋には直径5〜8mmほどの |
扁平な球形をした果実をつける。 |
果実は熟すと赤色で先端は白色。 |
果実の表面にあらわれる白い粉のようなものは |
リンゴ酸カルシウムの結晶であり、 |
熟した果実を口に含むと塩味が感じられる。 |
葉にヌルデノミミフシが寄生すると |
五倍子(フシ)と呼ばれる虫こぶ(虫嬰)ができる。 |
タンニンを多く含むので染料や薬品として用いられた。 |
秋に果実を採取して、日干しにして乾燥させます。 |
これを生薬(しょうやく)で、塩麩子(えんふし)といい、 |
葉を乾燥させたものを塩麩葉(えんふよう)といいます。 』 |
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