イヌサフラン



「イヌサフラン」


土の中から、いきなり花が咲く。

考え方によっては、異常な植物です。


八重咲き種(コルチカム・ウォーターリリー)を追加しました。





イヌサフラン画像1

2009.09.15 「東京都薬用植物園」

イヌサフラン画像2

2009.09.15 「東京都薬用植物園」



イヌサフラン画像3

2010.11.12 「東京都薬用植物園」
コルチカム・ウォーターリリー

イヌサフラン画像2

2014.05.06 「東京都薬用植物園」
イヌサフランの葉





【ネット検索から】

『 ユリ(イヌサフラン)科 :イヌサフラン属 。
学名:「 Colchicum autumnale 」。
ヨーロッパ中南部〜北アフリカ原産。
種名の通り、秋に花が咲く。
なお、名前に「サフラン」と付き見た目も良く似ているが、
アヤメ科の サフランとは全く別の植物である。
イヌサフランを園芸用に品種改良したものは
コルチカム(コルヒカム、コルキカムとも)
ということが多い。
コルチカムは球根草であるが、
球根を土に植えなくても秋になると
花が咲くという変わった性質がある。
葉は開花後に出てくる。

イヌサフランのりん茎(球根)や種子には
コルヒチン( colchicine )という物質が含まれている。
この物質は過去には痛風薬として使われることがあった。
また植物の細胞分裂に影響を与えて
倍数体にする作用があり、品種改良などに使われる。

イヌサフランの葉は時に食用の
山菜である ギョウジャニンニクと、
りん茎はジャガイモやタマネギと間違えることがある。
イヌサフランは上記のとおりコルヒチンを含んでおり、
これを誤って摂取すると皮膚の知覚が麻痺したり
重症になると呼吸困難で死亡する。 』




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