ホソバオケラ(細葉朮)



「ホソバオケラ(細葉朮)」


画像のように、すっきりした立ち姿です。


同じ蒼朮の「シナオケラ」の花後の画像を追加しました。





ホソバオケラ画像1

2009.09.15 「東京都薬用植物園」

ホソバオケラ画像2

2009.09.15 「東京都薬用植物園」



ホソバオケラ画像3

2009.10.15 「東京都薬用植物園」
シナオケラ





【ネット検索から】

『 キク科 :オケラ属 。
学名:「 Atractylodes lancea 」。
別名「ソウジュツ(蒼朮)」。
中国中部の東部地域に自然分布する多年生草本。
通常は雌雄異株。
但し、まれに雌花、雄花を着生する株がある。
地表付近で幹が分かれるものの、茎は単幹である。
花期は9〜10月頃で、白〜淡紅紫色の花を咲かせる。
花の苞が魚の骨状である点は オケラとそっくりである。

日本への伝来は江戸時代、享保の頃といわれる。
特に佐渡ヶ島で多く栽培されており、
「佐渡蒼朮」(サドオケラ)と呼もばれる。
本種またはシナオケラの根茎は、
蒼朮(そうじゅつ)という生薬である。
中枢抑制、胆汁分泌促進、抗消化性潰瘍作用などがあり、
啓脾湯、葛根加朮附湯などの漢方方剤に使われる。

生薬には蒼朮と白朮とがあり、
白朮についてはオケラを基原とする和白朮と
オオバナオケラを基原とする唐白朮に分けています。 』




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