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『 ウリ科 :カラスウリ属 。 |
学名:「 Trichosanthes bracteata (Lam.) Voigt. 」。
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カラスウリ、
キカラスウリ、オオカラスウリ、
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モミジカラスウリ、
ヘビウリなど、
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秋に、大きな赤や黄色の実が、枯れかかった蔓に、
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多数ぶら下がるお馴染みの植物です。
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長さ5〜8mに達する大形の多年生のツル植物。
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葉と対になる巻きひげで他の植物の
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枝葉などに巻きついて伸びる。
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葉は5〜7裂に浅く入る。
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葉の表面には短い剛毛がある。
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花は8〜9月頃です。
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他のカラスウリの仲間が、夕方から咲き出すのに対し、
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オオカラスウリは夜九時くらいにならないと花が開かない。
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ヘビウリは日中に咲きます。
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オオカラスウリは、雄花と雌花が別の株につきます。
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一つの場所にいくつも花をつけているのは雄、
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一カ所から一つしか花が出ていないのは雌の株です。
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カラスウリのような夜咲く花には、夏の夜活動する
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昆虫の気を引くための武器が備わっています。
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それは、暗闇でも目立つ淡い色、
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甘い匂い、そして蜜です。
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まず匂いで引き寄せ、色で場所をアピールし、
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ミツでもてなして、花粉を運んでもらっています。
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夜咲きの花の主な送粉者であるガは、
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2〜3km先の匂いをキャッチする能力があるそうです。
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カラスウリの仲間の花の縁は、
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繊細なレース状になっていますが、
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それは低コストで表面積を増やして、
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においがよく発散するようになっている
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ためだと考えられています。 』 |