【ネット検索から】 |
|
『 キク科 :メナモミ属 。 |
学名:「 Smallanthus sonchifolius 」。
|
南米アンデス山脈地方原産の
|
多年生草本の根菜です。
|
成長すると草丈は1.5〜2mにもなり、
|
ヒマワリに似た黄色い小さな花を咲かせる。
|
|
根は塊根型の貯蔵根となりサツマイモのように
|
肥大するが、栄養生殖器官としては機能しておらず、
|
これだけ植えても芽(不定芽)は出ない。
|
同じキク科のダリアと同様、塊根を生じる
|
地下茎の芽(鱗片葉の腋芽)とセットになって、
|
これに発芽時の栄養分を供給する働きを持つ。
|
ただし、ダリアと異なり地下茎の芽は塊茎状に発達し、
|
これ単独でも発芽して成長することができる。
|
|
塊根は貯蔵栄養素としてデンプンではなく
|
フラクトオリゴ糖を大量に蓄積しており、
|
生で食べるとかすかにポリフェノールに
|
起因する渋みを感じるものの、
|
甘くしゃきしゃきした、ナシの果実に近い食感を持つ。
|
そのため生食もされるが、
|
炒める、煮るなどの加熱調理もされる。
|
葉を煎じて一種のハーブティーとしても利用される。
|
|
食用としての伝統は日本では浅いため、
|
食材そのものとしてよりも、豊富に含まれる
|
フラクトオリゴ糖の整腸作用や
|
作用メカニズム不明の血糖値抑制効果などの
|
健康に対する効果が注目され、一種の
|
機能性食品として受容されている傾向が強い。 』 |