クスノキ(樟、楠)



「クスノキ(樟、楠)」


中途半端な季節の撮影でしたが、「三行脈という形」はバッチリでした。


色づいた果実の画像を追加しました。



同じ属の「 ジャワニッケイ」」、「 ニッケイ」はこちらから。

同じ科の「 タブノキ」はこちらから。





クスノキ画像1

2009.10.10 「立川昭和記念公園」

クスノキ画像2

2009.10.10 「立川昭和記念公園」



クスノキ画像3

2009.11.16 「立川昭和記念公園」





【ネット検索から】

『 クスノキ科 :クスノキ(ニッケイ)属。
学名:「 Cinnamomum camphora 」。
常緑高木。
一般的にクスノキに使われる「楠」という字は
本来は中国のタブノキを指す字である。
別名「クス」、「ナンジャモンジャ」。
(ただし、「ナンジャモンジャ」はヒトツバタゴなど
他の植物を指して用いられている場合もある)

幹の太さがひとかかえ以上になるものも多く、
単木ではこんもりとした樹形をなす。
木肌は綿密で、耐湿・耐久性に優れている。
葉はつやがあり、革質で、
先の尖った楕円形で長さ5〜7cm。
主脈の根本近くから左右に一対のやや太い側脈が出る、
いわゆる三行脈という形である。
その三行脈の分岐点には一対の小さな膨らみがあり、
これをダニ室という。

初夏に大量に落葉する。
晩秋、直径7〜8mm程度の球形の果実が黒く熟し、
鳥が食べて種子散布に与るが、
人間の食用には適さない。
直径5〜6mm程度の種子が一つ入っている。

西日本に広く見られるが、
日本本土では本来生していたものかどうかは
疑問があり、中国南部などからの
史前帰化植物ではないかとも言われる。
人の手の入らない森林では
見かけることが少なく、人里近くに多い。
とくに神社林ではしばしば大木が見られ、
ご神木として扱われて人々の
信仰の対象とされるものもある。

枝や葉に樟脳(しょうのう)の香りがある。
樟脳とはすなわち、クスノキから得られる
無色透明の固体のことであり、
防虫剤や医薬品等に使用される、
いわゆる”カンフル”のことである。
種名の「 camphora 」も
この「カンフル」に由来する。 』




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