センブリ(千振)



「センブリ(千振)」


薬用植物園の奥まった処にひっそりと咲いています。

半自生のようで、年々増えているようです。


「ムラサキセンブリ」を追加しました。

鉢植えでの栽培でしたので、近くからの撮影です。





センブリ画像1

2009.10.15 「東京都薬用植物園」
センブリ

センブリ画像2

2009.10.15 「東京都薬用植物園」
センブリ



センブリ画像3

2009.10.20 「東京都薬用植物園」
センブリ






センブリ画像4

2009.10.31 「東京都薬用植物園」
ムラサキセンブリ

センブリ画像5

2008.10.30 「東京都薬用植物園」
ムラサキセンブリ



センブリ画像6

2009.10.31 「東京都薬用植物園」
ムラサキセンブリ

センブリ画像7

2009.10.31 「東京都薬用植物園」
ムラサキセンブリ





【ネット検索から】

『 リンドウ科 :センブリ属。
学名「 Swertia japonica 」。
二年草。
薬草として利用され、生薬名は当薬(とうやく)という。
九州から北海道までの日当たりの良い
山野の草地に自生する。
草丈は普通5〜30cm。
茎の太さは1〜2mmで断面は四角く、
根元から数本に別れて生える。
1〜3cmほどの細長い線形の葉が対生する。
発芽した芽がそのまま越冬し、
翌年の9〜11月頃に多数の花を咲かせる。
花は五弁で、白く縦に紫色の線がある。

薬には開花期の全草を用いる。
乾燥させ、煎じてまたは粉末にして飲む。
薬効は、胃腸虚弱、下痢、腹痛、脱毛など。
センブリの名前の由来は「千回振出してもまだ苦い」
ということからつけられたとされている。
その由来の通り非常に苦味が強く、
最も苦い生薬(ハーブ)といわれる。
ドクダミゲンノショウコ と共に有名な薬草である。
日本固有の生薬であり、漢方薬には用いられない。


「ムラサキセンブリ」
リンドウ科 :センブリ属。
学名「 Swertia pseudochinensis 」。
センブリに似ているが、花はひとまわり大きめ。
ムラサキセンブリの花は
9月頃から10月にかけて咲き、
淡い紫色で、色には白色に近いものから
紫色が濃いものまで変異がある。
花冠は深く5裂する。
花が開き始めると、まず葯が成熟して花粉を散布し、
この段階では中心にあるめしべの柱頭は開いていない。
その後成熟しておしべは開いて柱頭から離れると、
濃紫色の花柱の先端部分から、
唇を開くように柱頭が出てきて受粉の体制が整う。
自家受粉を防ぐ仕組みであり、雄性先熟という。 』




「季節の花・日常」に戻る 「花一覧」に戻る
inserted by FC2 system