【ネット検索から】 |
|
『 ツバキ科 :ヒサカキ属。
|
学名:「 Eurya japonica 」。
|
常緑小高木。
|
雌雄異株。
|
樹高4〜10m。
|
樹皮は灰褐色。
|
葉はやや倒卵状楕円形で、丸い鋸歯がある。
|
葉は厚みがある革質で、表面はつやが強い。
|
葉の先端は、ほんの少しくぼみがあることが多い。
|
花期は3〜4月。
|
枝の下側に短くぶら下がるように多数咲く。
|
白っぽいクリーム色の壺状で、強い芳香を放つ。
|
花弁は5個、直径5〜6mm。
|
果実は球形で直径4mmほど、液果で黒色に熟す。
|
|
サカキに似ている全体が小さいので姫榊、
|
それが訛ってヒサカキという説と
|
榊に似ているが榊でないという意味の『非ず』説がある。
|
関東では榊として売られ、神棚に供えられる。
|
別属のサカキとヒサカキを見分けるポイントは
|
葉が小さく、鋸歯があるならヒサカキ、
|
ふちがぎざぎざしていない全縁ならサカキである。 |
|
|
「ハマヒサカキ」
|
ツバキ科 :ヒサカキ属。
|
学名:「 Eurya emarginata 」。
|
ヒサカキ属にはこのほかに
|
日本に8種(変種を含む)が知られる。
|
多くは南方離島産のものであるが、
|
ハマヒサカキは海岸林に普通な小高木で、
|
潮風や乾燥に強いことから街路樹として用いられる。
|
花は10〜12月に葉液に1〜3個束生し、下向きにつく。
|
白い五枚の花弁はツボ状に寄り添う。
|
果実は経5mm、丸くて黒く熟する。
|
|
|
「サカキ」
|
ツバキ科 :サカキ属。
|
学名:「 Cleyera japonica 」。
|
神棚や祭壇に供えるなど、神道の神事にも用いられる植物。
|
常緑性の小高木。
|
低木を見ることが多いが、高さ12mになるものがある。
|
若枝は緑だが、幹の樹皮は灰淡褐色になる。
|
枝先の芽は裸で、若葉が巻いて鎌状になる。
|
葉は厚みのある革質、のっぺりとした表面で、
|
鋸歯は全くなく、きれいな楕円形である。
|
裏面はやや色薄く、両面ともに無毛。
|
|
6月ごろ側枝の基部の側の葉腋から白い小さな花を咲かせる。
|
花は1〜4個が束状に出て、
|
いずれも葉の下に出て、下向きに咲く。
|
雄しべは多数、先が2〜3裂した花柱がある。
|
11月ごろには黒くて小さな液果を付ける。
|
|
「サカキ」は関東以南の比較的温暖な地域で生育するため、
|
関東以北では類似種(別属)の
|
「ヒサカキ (Eurya japonica) 」をサカキとして代用している。
|
|
APGV分類体系では、サカキ科、あるいはモッコク科とされる。
|
|
榊の語源については諸説あり、
|
「神と人間の境界にある木→境の木」、
|
「常に葉が緑で栄える→栄える木」、
|
あるいは神聖な木を意味する「賢木」が転じた
|
とする説があります。
|
もともと榊は固有の植物名ではなかったようで、
|
のちに特定の木をさして榊と呼ぶようになったようです。
』 |