ツメレンゲ(爪蓮華)



「ツメレンゲ(爪蓮華)」


花が咲くまでに3年もかかるのですね。





ツメレンゲ画像1

2009.10.31 「東京都薬用植物園」

ツメレンゲ画像2

2009.10.31 「東京都薬用植物園」



ツメレンゲ画像3

2009.10.31 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 ベンケイソウ科 :イワレンゲ属。
学名:「 Orostachys japonicus 」。
多年生の多肉植物で、古典園芸植物のひとつ。
和名はロゼットの様子が仏像の台座(蓮華座)に似ており、
かつロゼットを構成する多肉質の葉の先端が尖っていて、
その形状が獣類の爪に似ることから。
乾燥した岩だらけの場所が生息地であり、
その岩の隙間に根を下ろして群生する。
多年生で、発芽から開花まで
およそ三年ほどの月日がかかり、
開花した株は結実後には枯死する。
ただし株の成長途上にその周囲に
幾つもの子株を形成する。

葉は常緑性、多肉質で披針形をしており、
先端は針状になる。
10〜11月に伸長したロゼットの中央軸が伸び上がって
高さ10〜30cmの花穂を塔状に立て、
多数の花を円錐状に群生させる。
花弁5枚では披針形で白色、葯は赤く、花弁に映える。
短日性で、花序の下方から順に咲き上がる。
種子は微小で軽く、風によって散布される。

近縁のイワレンゲと共に、
朝鮮半島や中国では瓦松(がしょう)の名で
花穂が漢方薬として服用される。
清熱解毒作用があり、腫れを取る効果があるとされる。
民間薬としても胃腸薬に使用される。
ただし日本では薬用として処方されることはあまりない。 』




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