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『 ベンケイソウ科 :イワレンゲ属。
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学名:「 Orostachys japonicus 」。
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多年生の多肉植物で、古典園芸植物のひとつ。
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和名はロゼットの様子が仏像の台座(蓮華座)に似ており、
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かつロゼットを構成する多肉質の葉の先端が尖っていて、
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その形状が獣類の爪に似ることから。
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乾燥した岩だらけの場所が生息地であり、
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その岩の隙間に根を下ろして群生する。
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多年生で、発芽から開花まで
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およそ三年ほどの月日がかかり、
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開花した株は結実後には枯死する。
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ただし株の成長途上にその周囲に
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幾つもの子株を形成する。
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葉は常緑性、多肉質で披針形をしており、
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先端は針状になる。
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10〜11月に伸長したロゼットの中央軸が伸び上がって
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高さ10〜30cmの花穂を塔状に立て、
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多数の花を円錐状に群生させる。
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花弁5枚では披針形で白色、葯は赤く、花弁に映える。
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短日性で、花序の下方から順に咲き上がる。
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種子は微小で軽く、風によって散布される。
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近縁のイワレンゲと共に、
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朝鮮半島や中国では瓦松(がしょう)の名で
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花穂が漢方薬として服用される。
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清熱解毒作用があり、腫れを取る効果があるとされる。
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民間薬としても胃腸薬に使用される。
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ただし日本では薬用として処方されることはあまりない。 』 |