ヤツデ(八つ手)
「ヤツデ(八つ手)」
「八つ手」ですが、7つか9つの手なんですね。
果実が似ている同じウコギ科の「
カクレミノ」はこちらから。
葉っぱがはるかに大きい同じウコギ科の「
カミヤツデ」はこちらから。
2009.11.06 「東京都薬用植物園」
|
|
2009.11.06 「東京都薬用植物園」
|
2010.02.17 「東京都薬用植物園」
|
|
2010.04.10 「散策路」
|
【ネット検索から】 |
|
『 ウコギ科 :ヤツデ属。
|
学名:「 Fatsia japonica 」。
|
常緑低木。
|
20cm以上もある大きな葉をつける。
|
葉はつやがあり、やや厚手。
|
形は文字通り掌状だが、
|
7つまたは9つ(奇数)に裂けており、
|
8つに裂けることは無い。
|
関東以西の、おもに海岸近くの森林周辺に自生する。
|
花は晩秋に咲き、球状の散形花序が
|
さらに集まって大きな円錐花序をつくる。
|
花びらは小さいが花茎を含めて黄白色でよく目立つ。
|
他の花が少ない時期に咲くため、気温が高い日は
|
ミツバチやハナアブ、ハエなどが多く訪れる。
|
果実は翌春に黒く熟す。
|
|
葉を乾燥させたものは八角金盤と呼ばれる
|
生薬になり、去痰などの薬として用いられる。
|
しかし葉などにはヤツデサポニンという物質が含まれ、
|
過剰摂取すると下痢や嘔吐、溶血を起こす。
|
このため昔は蛆用の殺虫剤として
|
用いていたこともある。 』 |