「フウ(楓)」
漢字「楓」は本来本種で使われます。
ドライフラワーとして利用されるのは「モミジバフウ(紅葉楓)」ですね。
「モミジバフウ(紅葉楓)」の画像を追加しました。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
【ネット検索から】 |
『 マンサク科 :フウ属。 |
学名:「 Liquidambar formosana 」。 |
属名「Liquidambar」は「こはく色の液」の意味で、 |
この植物から採集される樹枝を |
香料や薬用に使っていたため。 |
フウ属は中国・台湾・小アジア・北米に4種ある。 |
別名、「サンカクバフウ(三角葉楓)」、 |
「イガカエデ(伊賀楓)」、「カモカエデ(賀茂楓)」。 |
古名、「オカツラ(男桂)」。 |
フウ属は葉の形から |
モミジバフウ(紅葉楓、5〜7裂)と |
サンカクバフウ(三角葉楓、3裂)がある。 |
前者はアメリカフウ(北米・中南米原産)、 |
後者は単にフウ(中国・台湾原産)、 |
タイワンフウとも呼ばれる。 |
高さ20mほどの落葉高木。 |
原産地では40〜60mのものもある。 |
葉は掌状に3裂し、縁に鋸歯。 |
秋に紅葉する。 |
雌雄同株。 |
雄花と雌花が別々に頭状花序をつける。 |
花は雌雄とも球形で花被がない。 |
春、新葉が出るとともに咲く。 |
雌花序ははじめは濃い紅色だが、次第に色は抜ける。 |
果実は秋、 |
褐色で棘のある球状の集合果が成熟する。 |
漢字「楓」は本来本種を指す。 |
日本で「かえで」と読むのは慣用。 |
本種とカエデ(カエデ科)は |
葉の形状が似ているだけで、全くの別種である。 |
「モミジバフウ(紅葉楓)」 |
マンサク科 :フウ属。 |
学名:「 Liquidambar styraciflua 」。 |
北アメリカ中南部〜中央アメリカ原産。 |
日本へは、大正時代に渡来した。 |
街路樹などに利用される。 |
樹皮は褐色を帯びて、 |
若枝にはコルク質の綾がある。 |
葉は掌状で光沢があり、紅葉する。 |
カエデの仲間かと思うが、 |
互生なので区別できる。 |
花期は4月頃。 |
雌雄同株で、雄花と雌花が |
別々に頭状花序をつける。 |
雄の花序は長さ5〜8cm、 |
雌の花序は球形で垂れ下がる。 |
果実は集合果。 』 |
「季節の花・日常」に戻る | 「花一覧」に戻る |