「アブラチャン(油瀝青)」
漢字から、ようやく名前の意味がわかりました。
雌雄異株とのことですが、どちらかはっきりわかりません。
どうやら雄株のようです。
果実にしては小さいと思ったら、来年の花芽のようです。
果実の画像を追加しました。
同じ属の「
クロモジ」・「
シロモジ」・「
テンダイウヤク」はこちらから。
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【ネット検索から】 |
『 クスノキ科 :クロモジ属。 |
学名:「 Lindera praecox 」。 |
本州・四国・九州に分布する落葉低木。 |
別名は「ムラダチ(群立) 」。 |
早春、3〜4月に淡黄色の花をつける。 |
花は葉に先立って咲き、 |
春まだ葉がほとんど芽吹いていない森の中では、 |
ひそかにその黄色の花が目立つ木のひとつ。 |
アブラチャンの「アブラ」は「油」、 |
「チャン」は「瀝青」のことを指す。 |
つまり「油瀝青」ということで、 |
木全体に油が多いことが名前の由来。 |
葉は互生。 |
質は薄く卵型から楕円形。 |
全縁で葉先はとがり、葉柄は赤みを帯びる。 |
クスノキ科特有の3行脈はクロモジ同様目だちません。 |
雌雄異株。 |
花は3〜5個の花が集まってつく散形花序。 |
淡黄色の花被片は6個。 |
雄花序には子房が退化してほとんど無い。 |
花は同時期に咲く同じクロモジ属の ダンコウバイと |
よく似ているが、花柄がつくので区別はできる。 |
アブラチャンの葉芽は小さく細長く花芽は球形。 |
冬期は同じ木に二種類の芽を確認できる。 |
また、花芽には当然柄がついている。 |
果実は直径1.5cmの球形。 |
10〜11月に熟して裂ける。 |
赤や黒などのわかりやすい色に熟さないので、 |
一見熟していると気付きにくい。 |
油分が多いため、薪炭として使われた。 |
果実や枝から油をとって、灯油として利用された。 』 |
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