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『 マメ科 :ゲンゲ属。
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学名:「 Astragalus sinicus 」。
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10個ほどの紅紫色の花が車輪状に並んでいる姿が
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ハス(蓮華)に似ていることに由来する。
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標準和名は「ゲンゲ(紫雲英)」。
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花が一面に咲いているのを遠くから見ると、
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低くたなびく紫の雲のように見えることからの名前。
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中国原産の越年草。
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かつて水田に緑肥として栽培され、
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現在でもその周辺に散見される。
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茎の高さ10〜25cm。
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根本で枝分かれして、
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暖かい地方では水平方向に匍匐し、
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60〜150cmまで伸びる場合もある。
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茎の先端は上を向く。
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また、根本から一回り細い匍匐茎を伸ばすこともある。
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葉は一回羽状複葉、小葉は円形に近い楕円形、
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先端は丸いか、少しくぼむ。
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一枚の葉では基部から先端まで
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小葉の大きさがあまり変わらない。
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花茎は葉腋から出て真っ直ぐに立ち、
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葉より突き出して花をつける。
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花は先端に輪生状にひとまとまりにつく。
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花色は紅紫色だが、
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まれに白色(クリーム色)の株もある。
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ゲンゲの花のミツは、良い「みつ源」になる。
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民間薬として利用されることがある(利尿や解熱など)。
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化学肥料が使われるようになるまでは、
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緑肥(りょくひ = 草肥:くさごえ)
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および牛の飼料とするため、8〜9月頃、
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稲刈り前の水田の水を抜いて種を蒔き
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翌春に花を咲かせていた。
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休耕田の雑草防止策にもなった。 』 |