ウコギ(五加)



「ウコギ(五加)」


「ウコギ」と「ヒメウコギ(姫五加)」は同一です。





ウコギ画像1

2010.05.04 「東京都薬用植物園」

ウコギ画像2

2010.05.04 「東京都薬用植物園」



ウコギ画像3

2010.05.18 「東京都薬用植物園」

ウコギ画像4

2010.05.12 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 ウコギ科 : ウコギ属。
学名:「 Acanthopanax sieboldianus 」。
別名「ヒメウコギ」。
中国原産の落葉低木です。
雌雄異株。
葉は長枝に互生し、長さ3〜10cm。
掌状に5小葉に分かれる。
花は初夏、とげのつけ根に短枝が出て、
束生する葉の間から長い花柄を出して花序をつけます。
黄緑色の5弁の小花で、花柱は5中裂する。
球形の黒く熟す果実を9〜10月につける。

ウコギの類は、 オカウコギ、ヒメウコギ、
ヤマウコギなど、なかなか区別が難しいといいます。
ヒメウコギは、花柄が葉より相当長いこと
(ヤマウコギは葉より短く、オカウコギは同じ長さ)、
葉の両面とも無毛なこと、単鋸歯で重鋸歯でないなど。
また、ヒメウコギには短いトゲ、
ヤマウコギには大きく鋭いトゲがある。

米沢地方では古くから食用を兼ねた
垣根として利用されています。
特に米沢藩九代藩主「上杉鷹山公」が
ウコギの垣根を奨励したとされている。


ウコギ科の植物を上げると、
タラノキコシアブラ、 ハリギリ、 ヤツデ
チョウセンニンジントチバニンジン
ウドなどがある。

わが国の古文書で最初に「五加」の名で
「ヒメウコギ」が掲載されたのは平安朝初期に出た
延喜式(905〜27年)である。
伊勢、尾張、三河、下総、相模、美濃、
周防、紀伊、讃岐の諸国からウコギの皮を
献上したことが記されている。
食用ではなく薬用として使用したのであろう。
同時期に出た倭名類聚抄には
「無古木」、「牟古岐」の名が見える。
生薬名は「五加皮(ごかひ)」。 』




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