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『 ウコギ科 : ウコギ属。
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学名:「 Acanthopanax sieboldianus 」。
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別名「ヒメウコギ」。
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中国原産の落葉低木です。
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雌雄異株。
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葉は長枝に互生し、長さ3〜10cm。
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掌状に5小葉に分かれる。
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花は初夏、とげのつけ根に短枝が出て、
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束生する葉の間から長い花柄を出して花序をつけます。
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黄緑色の5弁の小花で、花柱は5中裂する。
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球形の黒く熟す果実を9〜10月につける。
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ウコギの類は、
オカウコギ、ヒメウコギ、
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ヤマウコギなど、なかなか区別が難しいといいます。
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ヒメウコギは、花柄が葉より相当長いこと
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(ヤマウコギは葉より短く、オカウコギは同じ長さ)、
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葉の両面とも無毛なこと、単鋸歯で重鋸歯でないなど。
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また、ヒメウコギには短いトゲ、
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ヤマウコギには大きく鋭いトゲがある。
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米沢地方では古くから食用を兼ねた
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垣根として利用されています。
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特に米沢藩九代藩主「上杉鷹山公」が
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ウコギの垣根を奨励したとされている。
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ウコギ科の植物を上げると、
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タラノキ、
コシアブラ、
ハリギリ、
ヤツデ、
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チョウセンニンジン、
トチバニンジン、
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ウドなどがある。
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わが国の古文書で最初に「五加」の名で
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「ヒメウコギ」が掲載されたのは平安朝初期に出た
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延喜式(905〜27年)である。
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伊勢、尾張、三河、下総、相模、美濃、
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周防、紀伊、讃岐の諸国からウコギの皮を
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献上したことが記されている。
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食用ではなく薬用として使用したのであろう。
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同時期に出た倭名類聚抄には
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「無古木」、「牟古岐」の名が見える。
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生薬名は「五加皮(ごかひ)」。 』 |